仮想通貨とは綿密な関係にあるブロックチェーンは、
ビットコインには欠かせない存在です。
今後、世界の経済界において、
目を離すことのできない仕組みになるかもしれません。
そこで今回は、ビットコインなどの仮想通貨を支える、
安全なブロックチェーンの仕組みを紹介します。
目次
ビットコインなどの仮想通貨を支える安全なブロックチェーンの仕組みとは?
仮想通貨の世界にはブロックチェーンという、
革新的な仕組みがあります。
この仕組み無くしては、ビットコインは存在できず、
市場にも出てくることはありませんでした。
それでは、ビットコインなどの仮想通貨を支える、
安全なブロックチェーンの仕組みを紹介します。
ブロックチェーンとは?
ブロックチェーンとは、ビットコインなどの、
仮想通貨を支えている基盤技術のことを言います。
ブロックチェーンの名前の由来は、
ある一定の時間内に取引された複数の取引データを、
ブロックに分けます。
その時系列に従ってブロックがチェーン状につながり、
データベースを形づくっているというところから、
ブロックチェーンという名前がきています。
ネットで取引されているビットコインなどの記録を、
すべて登録しています。
通常は銀行などにある莫大なシステムで管理していましたが、
当事者それぞれのパソコンなどで管理する仕組みになっています。
ブロックチェーンであれば、
莫大なコストのかかるシステムが必要なくなり、
セキュリティの面を考えても安全な仕組みということです。
たとえば、三菱東京UFJが独自の仮想通貨を発行する、
というニュースが出たのが2016年のことでした。
ビットコインなどの仮想通貨に使われている、
新技術のブロックチェーンを活用するとありました。
日本の安全なメガバンクですら、
取引を管理するシステムが必要がなくなり、
コストが大幅に抑えられると言っています。
ブロックチェーンは通貨だけを扱うものではなく、
世界中の金融に関する考え方やあり方でさえも、
変化し、進化させてくれる可能性を秘めています。
ブロックチェーンではない中央管理型データベース
参照元URL www.bexter.fr
一般的な銀行やクレジット会社は、
中央管理型データベースを採用しています。
どういうことかというと、
もし、何か支払いがあって振り込みをした場合に、
自分の口座から相手先の口座に資金が移動しています。
この流れの中で銀行が行なっていることは、
銀行のデータベースにアクセスして、
あなたの取引データと相手先の、
取引データを書き換えているということです。
要するに、実際にお金が移動している訳ではなく、
データの書き換えを行なっているということにすぎません。
銀行にお金を預けて支払いをするということは、
信用信頼のもとにそれが成り立っているということです。
そしてその銀行は、あなたの金銭の取引データを、
中央集権型で管理をしています。
これは、中央管理型データベースといわれるもので、
ほとんどの銀行やクレジットカード会社のシステムが、
このような仕組みを採用しています。
膨大な数の顧客のデータを安全に、そして瞬時に処理するためには、
最先端の技術を駆使したコンピューターやサーバーが必要です。
さらに、信用信頼を失わないためにも、
セキュリティにかけるコストも莫大になります。
ブロックチェーンのような分散データベース
参照元URL space4488.rssing.com
一方、ブロックチェーンでは、
このようなコンピューターも必要なく、
莫大なコストをかけずとも安全な仕組みになっています。
それは世界中にあるコンピューターにネットを介して、
ビットコイン取引などのデータを保管する、
分散データベースという仕組みを採用しているからです。
どういうことかと言うと、分散データベースでは、
銀行のような中央管理組織が存在しません。
専用に開発されたソフトウエアによって、
取引データを複数のコンピュータで共有する。
そのすべてのコンピュータに同じデータが保存、共有され、
常に更新されているとするならば、
中央組織が管理するコンピューターやサーバーは必要ないということになる。
先ほどの支払いの流れを、
ビットコインで支払ったとすると次のようになります。
あなた → 世界中の複数のコンピュータに分散して存在するあなたの口座 →
世界中の複数のコンピュータに分散して存在する相手先の口座となる。
分散データベースでは、上の図のように、
世界中のネット上に散らばった複数のコンピューターサーバーに、
データを保存し共有される。
ここには銀行やクレジット会社に当たる、
中央組織というものが存在しません。
その分散データベースを支えるのは、
あなたのコンピュータも含まれているかもしれません。
ビットコインのような仮想通貨の場合は、
仮想通貨を所有している人がデータを保存する、
コンピュータの持ち主であることが多いのです。
それは自分の仮想通貨を管理してくれるソフトウェアに、
この分散データベースがそもそも備え付けられているからです。
要するに、仮想通貨のユーザー全員で、
データを共有するのが分散データベースの意味で、
このシステムを活用しているのがブロックチェーンということです。
ブロックチェーンはなぜ安全なのか
参照元URL space4488.rssing.com
知らない者同士で、仮想通貨の取引データを、
知らない者同士のコンピュータで保存するのは危険ではないかと、
もしかすると考えるかもしれません。
しかし、それができないようになっているのが、
安全なブロックチェーンなのです。
すべての取引データがつながっているという特徴から、
改ざんすることもできません。
さらに、それぞれのブロックには、
データの改ざんができないようにしている、
安全な情報のハッシュ値と言うものが組み込まれています。
ハッシュ値とは、単縮したデータのことなので、
いずれかのブロックのデータに変更があれば、
そのブロック部分のハッシュ値も自動的に変わります。
各ブロックは前のデータをもとに時系列で繋がっているので、
それ以降のブロックでも次々に自動で変更がかけられる仕組みです。
安全なブロックチェーンでは、このデータの管理を、
複数のコンピューターで同時に行なっているので、
どこかのデータが不正に改ざんされてしまったとしても、
別のコンピューターとのハッシュ値に不整合が起こります。
この流れによってデータの不正な改ざんや、
不正な取引を防ぐことができるという仕組みです。
それ以外にも、改ざんを防止する、
いろいろな仕組みがシステム自体に組み込まれています。
例えば、ハッキングするにしても、
分散データベースを構築しているコンピューターの、
すべてを同時に攻撃しないといけません。
ブロックチェーンのすべての防止策を免れ、
データを改ざんするには到底できないような仕組みになっています。
ブロックチェーンの信頼性
参照元URL itpro.nikkeibp.co.jp
ブロックチェーンでの口座は、
12LLx23Z6KMrqqpeSm99ABHYDE3r1OPAKwp3457PAHnPのような、
暗号のような英数字で割り当てられています。
それぞれの支払いの取引も、
当事者同士で暗号署名によってなされるので安全です。
そして、ビットコインなどの仮想通貨の支払いの取引履歴は、
自分自身ブのロックチェーンのデータで確認することができます。
世界中でプライバシーが守られた中で共有することで、
取引データの信頼性があるということです。
この革新的なブロックチェーンの仕組みを論文として最初に出したのが、
サトシ・ナカモトという謎の人物です。
日本人の名前で、どこの誰かは未だに分かっていませんが、
仮想通貨ビットコインの生みの親ということです。
さらに日本では、ブロックチェーンの実用化に向けて、
信頼のある金融機関を中心に進めています。
今後、ブロックチェーンを採用した仕組みが、
各銀行でも取り入れられるのでしょうか。
期待して楽しみにしています。
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いかがでしたか?
想像もしたことのないような、
ブロックチェーンという革新的な仕組みです。
近い将来、ビットコインなどの仮想通貨は、
我々の生活の一部となり、
欠かせない仕組みとなるでしょう。
今回は、ビットコインなどの仮想通貨を支える、
ブロックチェーンの内容や仕組みを紹介しました。
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