ビットコイン 15万ドルシナリオが浮上 「12万ドルを上回れば非常に速く達成」
カプリオール創業者が強気予測
カプリオール・インベストメンツ創業者のチャールズ・エドワーズ氏は、ビットコイン(BTC)が2025年末までに15万ドルに到達する可能性を示しました。
シンガポールで開催されたToken2049での発言によれば、心理的節目である12万ドルを突破すれば、短期間で15万ドルに達すると述べています。
目次
12万ドル突破がカギ
エドワーズ氏は「短期間で15万ドルに上昇しても驚かない。12万ドルのレンジを抜ける必要があるが、それは数日以内に訪れる可能性がある」とコメント。
ビットコインは先週6%超上昇し、8月以来の11万8,500ドル超を回復しました。
強気派の見解と20万ドルシナリオ
一部のアナリストはさらに強気で、ビットワイズ・アセット・マネジメントのアンドレ・ドラゴシュ氏は、米国の401(k)年金プランへの仮想通貨組み込みで1220億ドルの新規資本流入が見込まれれば、年内に20万ドル突破もあり得ると指摘しました。
4年サイクル理論と機関投資家の影響
エドワーズ氏はまた、仮想通貨市場が年末までに3か月連続で上昇する確率を「5割強」と予測。
「4年サイクル理論」は依然有効であり、投資家心理によって自己実現的に機能すると説明しました。
ただし「最終的な推進力は機関投資家の買いであり、それが弱まれば見方も変わる」と強調しています。
- エドワーズ氏「BTCは12万ドル突破で短期間に15万ドル到達も」
- 一部アナリストは「401(k)資金流入で20万ドル」シナリオ
- 4年サイクル理論が依然有効との見方
- 機関投資家の買いが市場を左右
歴史的リターンとテクニカル要因
コイングラスのデータでは、ビットコインは10月に平均20%、11月に46%、12月に4%の月次リターンを記録。
さらに一部のアナリストは、ゴールデンクロス形成といったテクニカル要因も第4四半期の上昇要因になると見ています。