- コインチェックはどうやって開設するの?
- 口座開設後にかかる手数料はどのくらい?
- 審査落ちすることはあるの?
- コインチェック以外のおすすめの取引所は?
目次
暗号資産の取引をするにはまず、コインチェックなどの取引所で口座開設が必要
暗号資産を取引するには、コインチェックなどの取引所で口座開設する必要があります。
口座の開設には何が必要?
口座開設に必要なのは以下の4点です
- メールアドレス: 有効なメールアドレス
- 電話番号: SMSを受け取ることができる電話番号
- 本人確認書類: 以下のいずれか
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 在留カードまたは特別永住者証明書
- 銀行口座: 日本国内の銀行口座(入出金に使用)
コインチェック(Coincheck)で口座を開設する際には、本人確認書類の提出が必要です。
これは、本人確認(KYC: Know Your Customer)とマネーロンダリング防止(AML: Anti-Money Laundering)のために行われます。
コインチェック(Coincheck)は日本国内の規制に従って運営されているため、登録時に提供する情報は正確かつ最新のものを使用してください。
また銀行口座は日本国内のものである必要があります。海外の銀行口座は使用できません。
コインチェックの口座開設方法
アカウントを作成する
- 公式サイトへアクセスはこちら
- メールアドレスとパスワードを入力する
- メールのURLをタップする
- SMS認証する
①メールアドレスとパスワードを入力する
メールアドレスとパスワードを入力してください。
「私はロボットではありません」にチェックを入れ、「会員登録」をタップしましょう。
②メールのURLをタップする
先ほど登録したメールアドレス宛に、確認のメールが届くので中にあるURLをクリックします。
③SMS認証する
電話番号を入力して、「次へ」をタップしてください。
6桁のコードが届くので入力して認証をタップしましょう。
本人確認をする
最後に本人確認をします。
- アプリを開き、「本人確認」をするをタップする
- 各種重要事項を確認して「同意する」をタップする
- 電話番号を入力してSMSに送信された6桁の数字を入力する
- 基本情報を入力する
- 本人確認書類を提出する
ここまで来たら本人確認書類の提出に進みます。
- 本人確認に使う書類を選択する
- 免許証の表面を撮影する
- 運転免許証の裏面を撮影する
- 顔と運転免許証の表面をスマホに向けて持ち一緒に撮影する
- 顔と本人確認書類厚みを撮影する
①本人確認に使う書類を選択する
本人確認に使える書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- パスポート
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号(マイナンバー)カード
※今回は例として運転免許証を使います。
②免許証の表面を撮影する
③運転免許証の裏面を撮影する
④顔と運転免許証の表面をスマホに向けて持ち一緒に撮影する
⑤顔と本人確認書類厚みの撮影
「次へ」をタップして、本人確認は終了です。
コインチェックで口座開設後、暗号資産を購入する方法
口座開設が完了したら、いよいよ暗号資産を購入します。
暗号資産を購入する手順は以下の通りです。
口座に入金する
まずは口座に日本円を入金します
入金方法は3つあります。
- 銀行振込
- コンビニ振込
- クイック入金
※2022年7月13日より「コンビニ入金」「クイック入金」を一時停止しています。入金の際は銀行振込を利用しましょう。今回も銀行振込の方法を解説していきます。
●画面下部の「ウォレット」を選択して、「入出金」をクリックします
●続いて、「入金」をタップします
●「GMOあおぞらネット銀行」か「住信SBIネット銀行」のどちらかを選択します
●画面に口座の情報が表示されるので、この口座に振込をします
以上で、日本円の入金は完了です。
ビットコインを購入する
続いて、ビットコインの購入の手続きに入ります。
今回は、以下の2つの方法を解説します。パソコンからビットコインを購入する方法
- パソコンからビットコインを購入する方法
- スマホアプリからビットコインを購入する方法
※他の銘柄を買う場合でも操作方法は基本的に同じです。
パソコンからビットコインを購入する方法
- 画面左の販売所(購入)をクリック
- 購入する銘柄を選択する
- 購入する数量をクリックする
- 「購入する」をクリック
画面にそって手続きを進めましょう。
以上の手順で、パソコンからビットコインを購できます。
スマホアプリからビットコインを購入する方法
- 画面左下の「販売所」をタップする
- 「購入」をタップ
画面が切り替わるので、次に進んでさい。
- ビットコインの価格をチェック
- 残高を確認する
- 購入金額を入力する
- 購入金額でどれだけのビットコインが買えるか確認する
- 「日本円でBTCを購入」をタップ
以上の手順で、スマホからビットコインを購入できます。
コインチェックで口座開設後にかかる手数料一覧
コインチェックの口座開設は無料でできますが、その後の操作には手数料がかかる場合があります。
口座開設後にかかる手数料は、以下の5つです。
それぞれ解説します。
入金手数料
入金手数料とは、コインチェックの口座に日本円を入金する際の手数料です。
コインチェックの入金方法には銀行振込、コンビニ入金、クイック入金の3種類があり、入金手数料もそれぞれ異なります。
※2022年7月13日より「コンビニ入金」「クイック入金」を一時停止しています。入金の際は銀行振込を利用しましょう。
●銀行振込
銀行振込の場合、入金手数料は無料です。ただし、振込手数料はお客様負担です。
●コンビニ入金
コンビニ入金は、入金金額によって手数料が異なります。
入金金額 | 入金手数料 |
30,000円未満 | 770円 |
30,000円以上300,000円以下 | 1,018円 |
頻繁に入金すると手数料がもったいないので、なるべくまとめて入金しましょう。
●クイック入金
クイック入金とは、ネットバンキングやATMから入金する方法です。
入金金額 | 入金手数料 |
30,000円未満 | 770円 |
30,000円以上300,000円以下 | 1,018円 |
50万円以上 | 入金金額×0.11%+495円 |
クイック入金は一度に入金できる金額に限度額がないので、大金を入金する場合におすすめです。
出金手数料
出金手数料とは、取引口座から日本円で出金する際にかかる手数料です。
手数料は一律で407円です。
なお、出勤の上限額は一回につき5,000万円です。
暗号資産入金手数料
暗号資産入金手数料とは、暗号資産をコインチェックの口座に入金する際にかかる手数料です。
暗号資産入金手数料は、無料です。
暗号資産送金手数料
暗号資産送金手数料とは、コインチェックの口座から、他の口座に暗号資産を送金する際の手数料です。
金額は銘柄によって異なります。また、ネットワーク手数料によって異なる場合もあります。(ビットコインやイーサリアムなど)
以下の通りです。(*1)
- ビットコイン(BTC) : 0.0005 BTC (約1,400円) (*2)
- イーサリアム(ETH) : 0.005 ETH (約1,100円) (*3)
- イーサリアムクラシック(ETC) : 0.01 ETC (約53円)
- リスク(LSK) : 0.1 LSK (約14円)
- リップル(XRP) : 0.15 XRP (約7円)
- ネム(XEM) 0.5 : XEM (約3円)
- ライトコイン(LTC) : 0.001 LTC (約8円)
- ビットコインキャッシュ(BCH) : 0.001 BCH (約17円)
- モナコイン(MONA) : 0.001 MONA (約14円)
- ステラルーメン(XLM) : 0.01XLM (約0.1円)
- クアンタム(QTUM) : 0.01QTUM (約4円)
- ベーシックアテンショントークン(BAT) : 63.0 BAT (約2,800円)
- アイオーエスティー(IOST) : 1.0 IOST (約2円)
- エンジンコイン(ENJ) : 30.0 ENJ (約2,100円)
- オーエムジー(OMG) : 11.0 OMG (約2,700円)
- パレットトークン(PLT) : 139.0 PLT (約2,800円)
- サンド(SAND) : 21.0 SAND (約2,600円)
(*1)かっこ内の金額は、2022年9月時点でのレート
(*2)ネットワーク手数料が0.0005BTCの場合
(*3)ネットワーク手数料が0.005ETHの場合
主要銘柄であるビットコインとイーサリアムは、やや高い設定です。
他は手数料が安いコインがほとんどですが、中には3,000円近い手数料を取られるコインもあります。
送り間違いなどで無駄に送金回数を増やさないように注意しましょう。
なおコインチェック間での送金は、手数料が無料です。
コインチェックの口座開設後に、個人情報を変更する方法
コインチェックでは口座開設後に、以下の個人情報を変更できます。
個人情報を変更するには、まずこちらから、「登録情報(変更)」をクリックしてください。
そこから変更が必要な箇所の入力と書類のアップロードを進めます。
※アプリでは操作ができません。ウェブブラウザから進めてください。
氏名を変更する方法
本人確認書類を写真で提出することで氏名を変更できます。
書類が更新済みか更新前かによって、使用できる書類に違いがあるので注意しましょう。
※書類更新前の方は、本人確認書類と住民票か戸籍謄本を合わせて提出しください。
※本籍地は付箋等で隠して撮影しください。
本人確認書類一覧 | 書類更新済の方 | 書類更新前の方 |
運転免許証 | 可能 | 左記の本人確認書類(7種類どれでも可能)と併用で、 ・住民票 ・戸籍謄本での対応も可 ※新姓・旧姓記載が確認できること ※上記書類の発行は6ヶ月以内であること |
運転経歴証明書 | 可能 | |
マイナンバーカード※面面のみ | 可能 | |
住民基本台帳カード | 可能 | |
パスポート | 不可 | |
在留カード | 不可 | |
特別永住者証明書 | 不可 |
住所を変更する方法
本人確認書類の表面と裏面を写真で提出することで住所を変更できます。
(マイナンバーカードのみ表面のみの写真)
書類が更新済みか更新前かによって、使用できる書類に違いがあるので注意しましょう。
※書類更新前の方は、本人確認書類と新住所記載の保管書類を合わせて提出しください。
本人確認書類一覧 | 書類更新済の方 | 書類更新前の方 |
運転免許証 | 可能 | 左記の本人確認書類(7種類どれでも可能)と併用で、保管書類での対応も可能です。 ※上記書類の発行は6ヶ月以内であること ※保管書類の詳細はこちら |
運転経歴証明書 | 可能 | |
マイナンバーカード※面面のみ | 可能 | |
住民基本台帳カード | 可能 | |
パスポート | 可能 | |
在留カード | 可能 | |
特別永住者証明書 | 可能 |
電話番号とメールアドレスを変更する方法
電話番号は、以下の「電話番号認証」から手続きを進めることで変更できます。
「電話番号認証」
・生年月日
・新しい電話番号
この2点を入力して、SMSに届く認証コードを入力しましょう。
※登録電話番号の変更後は、暗号資産の送金が24時間行えません。
※コインチェックにログイン後、30分間は登録電話番号の変更ができません。
メールアドレスは、以下の「基本設定の変更」から手続きを進めることで変更できます。
「基本設定の変更」
以下の手順で手続きを進めてください。
- 新しいメールアドレスを入力して、「変更する」をクリックする
- その後、新しいメールアドレス宛にコインチェックからメールが届く
- 中にあるURLにアクセスすることで、変更が完了
コインチェック口座開設に関するよくある質問
最後にコインチェックの口座開設に関する、よくある質問をまとめました。
それぞれ回答していきます。
口座開設にかかる時間は?
コインチェックの公式ページには、口座開設は申し込みから数日程度はかかると記載されています。
しかし、「数日程度」はあくまで目安で、実際には口座開設に必要な本人確認の審査がどれくらいかかるかによって大きく変わります。
本人確認は早ければ、1日で終わることもありますが、混み合っている時期などは一週間程度かかる場合もあるようです。
そのため、「暗号資産に興味があるけど、今はいいや」とお考えの方にも、口座開設だけでも早めにしておくことをおすすめします。
今後、暗号資産が暴落したときや反対に急騰したときなど、買うべきタイミングに備えていつでも購入できる状況にしておきましょう。
口座開設にキャンペーンはある?
コインチェックでは2022年9月30日までに口座開設を完了し、日本円を入金した方全員を対象に、1,500円相当のビットコインをプレゼントする「ビットコインあげちゃうキャンペーン」が行われています。
入金金額は問われませんが、「口座開設完了から72時間以内に日本円の入金」をすることが条件です。
一度しかないチャンスなので、口座開設後は早めに入金して、しっかりビットコインを受け取れるようにしましょう。
コインチェックの口座開設がまだの方は、特にリスクがない上に誰でも参加できるキャンペーンなので、是非この機会に口座開設して、暗号資産の取引を始めてみましょう。
審査落ちすることはある?
コインチェックで審査落ちすることはあります。
コインチェックの判断基準は、口座開設手続き時に入力する「保有金融資産」です。
「保有金融資産」が基準に満たないと判断された場合は、審査落ちで口座開設できない可能性があります。
また、明確な基準は不明ですが、金融資産の保有額が同じでも「会社員」よりは「無職」の方が厳しく審査される可能性があります。
そのため審査落ちされた方は金融資産を増やすか、就労状況を変えて再度申し込むことをおすすめします。
なお借金の有無や、破産履歴を見られる「個人信用情報」は、コインチェックの口座開設には影響しませんのでご安心ください。
本人確認が終わらない時はどうすればいい?
コインチェックの公式ページによると、本人確認の審査には、「早くて数日程度かかる」と記載されています。
ただし、近年の暗号資産人気で口座開設が殺到しており、時期によっては5日から1週間程度の時間がかかる場合があるようです。
そのため中々審査が終わらない場合でも、申し込みから10日程度は待ってみることをおすすめします。
それでも中々終わらない場合は、コインチェック側の不手際の可能性もあるかもしれません。
その場合は、コインチェック公式の「お問合せフォーム」から、問い合わせてみることをおすすめします。
コインチェック以外におすすめの取引所はある?
コインチェック以外におすすめの取引所を3つ紹介します。
- GMOコイン:送金手数料が全銘柄で無料
- DMM Bitcoin:レバレッジ取引できる銘柄数が日本一
- bitFlyer:100円から取引可能
DMM Bitcoin | bitFlyer | ||
銘柄数 | 19銘柄 | 20銘柄 | 17銘柄 |
最小発注量 | 0.00005 BTC ※ビットコインの場合 | 0.0001BTC ※ビットコインの場合 | 0.0001BTC ※ビットコインの場合 |
取引手数料 | 無料 ※Maker手数料:-0.01% ※Taker手数料:0.05% | 無料 ※BitMatch注文を除く | 無料 ※BitMatch取引手数料を除く |
取引ツール | ネットブラウザ | ネットブラウザ スマホアプリ | ネットブラウザ スマートフォンアプリ |
提供サービス | 取引所 販売所 暗号資産FX 積立暗号資産 暗号資産ステーキング IEO API | 販売所 BitMatch注文 レバレッジ取引 | 取引所 販売所 BitMatch注文 |
まとめ:コインチェック口座開設は手軽で簡単にできる
今回の記事ではコインチェックの口座開設方法を解説しました。最後にポイントをまとめます。
「暗号資産取引所の口座を開設する」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ひとつひとつの作業は簡単です。スマホやパソコンをお持ちの方なら誰でもできます。
暗号資産取引所の中でもコインチェックは特に、初心者の方にも使いやすいと評判なのでぜひ口座開設してください!
- 暗号資産を取引するには、取引所で口座開設をする必要がある
- 口座開設には本人確認が必要
- 口座開設には一週間程度かかる場合がある
- 暗号資産の送金には手数料がかかる
- 「保有金融資産」が少なければ、審査落ちすることがある