2億ドル規模の「ドージコイン」財務企業誕生の可能性=報道
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ドージコイン財務企業の設立計画
複数の情報筋によると、イーロン・マスク氏の代理人弁護士アレックス・スピロ氏が、ドージコインに投資する新たな財務企業の会長職に就任する計画が進められている。
米Fortune誌は、投資家向けに配布された資料や関係者の証言をもとに、この企業が少なくとも2億ドルの資金調達を目指していると報じた。
マスク氏とスピロ氏の関係
スピロ氏はクイン・エマニュエル・アークハート・アンド・サリバン法律事務所の弁護士で、2022年にマスク氏がドージコイン市場を操作したとする訴訟で弁護を担当。
この訴訟は2024年8月に棄却されている。
ドージコインの特徴と市場での位置づけ
ドージコインは2013年にジョークをきっかけに誕生したミームコインの元祖。
マスク氏がたびたび言及してきたことで、その発言と価格変動が相関する局面も見られ、市場の注目を集めてきた。
企業による仮想通貨投資の拡大
近年、企業による仮想通貨投資は加速している。
2025年1月以降、184社の上場企業が合計約1320億ドル相当の仮想通貨購入を発表しており、対象はビットコイン、イーサリアム、ソラナなどに及ぶ。
特にストラテジー社(旧マイクロストラテジー社)は2020年にビットコインを企業財務に組み込み、企業の仮想通貨戦略の先駆けとなった。
コメント状況と今後の注目点
現時点で、マスク氏がこの新法人に直接関与するかどうかは明らかではない。
Xの広報はコメントを控え、House of Doge広報は回答を拒否。
スピロ氏本人も、コメント要請に即時には応じていない模様だ。
- ドージコイン財務企業が2億ドル規模の資金調達を計画
- アレックス・スピロ氏が会長就任予定と報道
- マスク氏の関与有無が今後の焦点
- 企業の仮想通貨投資は拡大傾向(総額1320億ドル)
参考資料: Crypto Times
記事作成日: 2025年9月1日