香港でソラナ(SOL)の現物ETFが正式承認、10月27日より取引開始予定
アジア初のソラナ現物ETF誕生
香港証券監督委員会(SFC)は、アジア初となるソラナ(SOL)現物ETFを承認した。これにより、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に続き、香港で3つ目の現物暗号資産ETFが誕生する。
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ChinaAMC(香港)が運用、27日から取引開始
現地報道によると、運用は香港の資産運用大手ChinaAMC(香港)が担当し、10月27日から取引が開始される。取引単位は1ロット=100口、最低投資額は約100米ドル(約15,000円)とされている。
アジア市場が米国に先行
ChinaAMCはすでにBTCおよびETHの現物ETF運用実績を持つ。今回のSOL ETFは、米国よりも先にアジアで上場する初のソラナ現物ETFとなり、地域市場の注目を集めている。
香港の仮想通貨政策強化
- 2025年2月、「A-S-P-I-Re」ロードマップを発表し仮想通貨政策を体系化
- 5つの柱と12の施策で市場整備を推進
- 2024年4月にはBTC・ETH現物ETF計6本を承認
- 今回の承認は市場拡大の重要な一歩
香港が狙うアジアの仮想通貨ハブ
香港は仮想通貨エコシステム構築に向け、制度的支援と規制整備を急速に進めている。今回のソラナETF承認は、同地域がアジアのデジタル資産ハブとしての地位を確立する流れを後押しするものとみられる。