
本記事では、Coincheck(コインチェック)での日本円の出金と暗号資産の送金について、手順・手数料・トラブル対処法まで完全網羅して解説します。
<この記事でわかること>
- 日本円出金の完全手順(手数料407円)
- 暗号資産送金の方法と手数料一覧
- 出金反映時間とキャンセル方法
- 出金できない場合のトラブル対処法
- 他取引所との手数料比較
注意事項・免責事項
本ページは情報提供のみを目的としております。
ご利用時は各自のご判断にて行って下さいませ。
また掲載している情報には細心の注意を払って掲載をしておりますが、正確性および完全性を保証するものではなく、生じた損失には責任を負えませんのでご理解を願います。
※また予告なしに、掲載情報が変更になる場合も御座います。
目次
はじめに:Coincheck出金の基本知識
Coincheckでは、大きく分けて2種類の「出金」があります:
<出金の種類>
- 日本円の出金:暗号資産を売却して得た日本円を、登録した銀行口座に引き出す
- 暗号資産の送金:保有している暗号資産を外部ウォレットや他の取引所に送る
<出金に必要な事前準備>
- 本人確認の完了(審査期間:1-2営業日)
- 2段階認証の設定(セキュリティ確保のため必須)
- 銀行口座の登録(日本円出金の場合、本人名義のみ)
基本情報:
- 日本円出金手数料:407円(一律)
- 1回あたりの上限:5,000万円
- 反映時間:1-2営業日
日本円の出金方法【完全手順】
1. 事前準備:出金先銀行口座の登録
日本円を出金するには、まず出金先となる銀行口座を登録する必要があります。
<銀行口座登録の手順>
- メニューから「ウォレット」→「JPY/日本円」を選択
- 銀行口座情報を入力(銀行名、支店名、口座種別、口座番号、名義)
- SMS認証(6桁のコードを入力)
⚠️ 重要な注意事項
- 本人名義の口座のみ登録可能(家族名義の口座は不可)
- 口座情報の誤記は出金拒否の原因となります
- 手数料は出金額から自動的に差し引かれます
2. 日本円出金の実行手順
【Step 1】SMS認証【Step 2】出金申請【Step 3】2段階認証【Step 4】完了確認
登録電話番号に送信される6桁の数字を入力します。
- 「JPY日本円」を選択
- 登録済み口座を選択
- 出金額を入力(※手数料407円を考慮)
認証アプリ(Google Authenticatorなど)の6桁コードを入力します。
- 完了画面の確認
- 履歴からステータスを確認可能
3. 日本円出金の手数料と上限
<手数料情報>
- 出金手数料:407円(一律)
- 1回あたり上限:5,000万円
- 実際の着金額:出金申請額 – 407円
例)10,000円出金したい場合
- 必要残高:10,407円以上
- 実際の着金額:10,000円
4. 出金反映時間
出金申請から口座への入金までの時間は、通常1-2営業日です。
<処理タイミング>
- 午前9時までの申請:当日中に処理開始
- 午前9時以降の申請:翌営業日に処理開始
金融機関によって反映速度が異なる場合があります。楽天銀行などのネット銀行は比較的早く反映される傾向があります。
暗号資産の送金・出金方法【完全手順】
1. 暗号資産送金の基本
<「送金」と「出金」の違い>
- 送金:Coincheckから外部ウォレット・他取引所への暗号資産移動
- 出金:暗号資産を売却して日本円で引き出すこと
💡 Coincheck利用者間送金は手数料無料!
コインチェック利用者同士の仮想通貨の送金は手数料が無料に設定されています。家族や友人がCoincheckを利用している場合、この機能を活用できます。
2. 暗号資産送金の実行手順
【Step 1】アドレス登録【Step 2】送金額指定【Step 3】2段階認証【Step 4】送金実行
- 送金先のウォレットアドレスを取得
- Coincheckに送金先アドレスを登録
⚠️ 重要:アドレスのコピペミスに注意(手入力厳禁)
- 送金する暗号資産の種類を選択
- 送金額を入力
- 手数料を確認
認証アプリの6桁コードを入力します。
- 送金を実行
- トランザクションIDで進捗を確認可能
3. 暗号資産別の送金手数料一覧
| 暗号資産 | 送金手数料 |
|---|---|
| ビットコイン (BTC) | 0.0005 BTC |
| イーサリアム (ETH) | 0.005 ETH |
| リップル (XRP) | 0.15 XRP |
| イーサリアムクラシック (ETC) | 0.01 ETC |
| リスク (LSK) | 0.1 LSK |
| ネム (XEM) | 0.5 XEM |
※ Coincheck利用者間の送金は手数料無料
※ 外部ウォレット・他取引所への送金には上記手数料が発生
※ 外部ウォレット・他取引所への送金には上記手数料が発生
💡 リップル(XRP)の特徴
リップルは送金が数秒で完了し、手数料も数円程度と非常に安価です。頻繁に送金する場合はリップルの利用を検討してください。
リップルは送金が数秒で完了し、手数料も数円程度と非常に安価です。頻繁に送金する場合はリップルの利用を検討してください。
4. 送金時の注意点
⚠️ 1. アドレス間違いによる資産消失リスク
送金するときは、必ず送金先のウォレットアドレスに間違いがないかを確認するようにしましょう。すでに送金手続きを行ったあとであれば、コインチェックでは取り消しや返金ができません。
⚠️ 2. ネットワーク混雑による遅延
- イーサリアムネットワークが混雑している場合、送金に時間がかかる
- ガス代(手数料)が高騰する可能性
⚠️ 3. 送金後のキャンセル不可
- ブロックチェーン上の取引は取り消せない
- 誤送金は原則返金不可
⚠️ 4. 7日間制限の対象
クイック入金・コンビニ入金から7日間は暗号資産の送金が制限されます。銀行振込での入金は制限対象外です。
出金できない場合のトラブルシューティング
1. 本人確認が未完了
症状:出金ボタンが押せない、エラーメッセージが表示される
原因:本人確認が完了していない(書類アップロード後、審査期間1-2営業日が必要)
対処法:
- 本人確認書類を再提出
- 審査完了を待つ
2. クイック入金後の7日間制限
症状:「直近7日以内にクイック入金をしているため出金できません」というエラー
原因:クイック入金・コンビニ入金から7日以内は、暗号資産の送金と日本円の出金が制限される
対処法:
- 7日間経過後に再度出金を試みる
- 銀行振込での入金は制限対象外
重要:この制限は銀行振込には適用されません
3. 残高不足・手数料不足
症状:「残高が不足しています」エラー
原因:
- 出金額+手数料407円を考慮していない
- 暗号資産の送金手数料を考慮していない
対処法:
- 残高を確認し、手数料分を差し引いた金額で再申請
- 例:10,000円出金したい場合 → 10,407円以上の残高が必要
4. 出金上限額の超過
症状:「上限額を超えています」エラー
原因:1回の出金上限は5,000万円
対処法:5,000万円以下に分割して出金申請
5. 送金先アドレスの間違い
症状:暗号資産が届かない
原因:
- 送金先アドレスの入力ミス
- 異なるネットワーク(チェーン)への送金
対処法:送金後は取り消し・返金不可のため、送金前に必ずアドレスを確認
出金申請のキャンセル方法
<キャンセル可能なタイミング>
- 出金申請が「手続き中」の状態のみ
- 既に処理が完了している場合はキャンセル不可
<キャンセル手順>
- ウォレットから「履歴」を開く
- 該当の出金申請を選択
- 「キャンセル」ボタンをクリック
<キャンセル時の手数料>
- キャンセル成功時:手数料不要
- 口座情報誤記による自動返金:手数料は負担
他の取引所との手数料比較
日本円出金手数料比較
| 取引所 | 日本円出金手数料 | 備考 |
|---|---|---|
| Coincheck | 407円 | 一律 |
| GMO Coin | 無料(通常) | 即時出金: 300円 |
| BitFlyer | 220-770円 | 金額により変動 |
| DMM Bitcoin | 無料 | – |
💡 ポイント:
- Coincheckは中間的な手数料
- 頻繁に出金する場合はGMO Coinが有利
- まとめて出金することで回数を減らし、手数料を節約可能
暗号資産送金手数料比較
| 取引所 | BTC送金手数料 | ETH送金手数料 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Coincheck | 0.0005 BTC | 0.005 ETH | 有料 |
| GMO Coin | 無料 | 無料 | 全銘柄無料 |
| BitFlyer | 0.0004 BTC | 0.005 ETH | 有料 |
「GMOコインの送金手数料は、銘柄に関わらず無料です。暗号資産の送金回数が多い人には、GMOコインを強くおすすめします。」
💡 ポイント:
- 頻繁に暗号資産を送金する場合、GMO Coinの利用を検討
- Coincheckは販売所の使いやすさや取扱通貨の多さで選ばれる
よくある質問(FAQ)
Q1: 出金申請から着金まで何日かかる?
回答:通常1-2営業日です。午前9時までの申請は当日処理、それ以降は翌営業日処理となります。
Q2: 出金手数料を節約する方法は?
回答:
- 出金回数を減らし、まとめて出金する
- 頻繁に出金する場合は、手数料無料のGMO Coinなど他取引所も検討
Q3: 銀行口座は家族名義でも登録できる?
回答:いいえ、本人名義の口座のみ登録可能です。家族名義の口座は登録できません。
Q4: 土日祝日の出金申請は反映される?
回答:土日祝日は銀行の営業日ではないため、翌営業日に処理されます。
Q5: 暗号資産の送金手数料が高い場合の対処法は?
回答:
- Coincheck利用者間送金を利用(手数料無料)
- リップル(XRP)など送金手数料が安い通貨を利用
- 送金回数が多い場合はGMO Coinへの移行を検討
Q6: 楽天銀行への出金はおすすめ?
回答:楽天銀行への出金は翌営業日に反映されることが多く、スムーズです。ただし、楽天銀行からCoincheckへの入金にはGMO あおぞらネット銀行を経由する必要があります。
Q7: Coincheck利用者間送金を活用する方法は?
回答:家族や友人がCoincheckを利用している場合、利用者間送金(手数料無料)を活用できます。送金先のCoincheckアカウントIDを指定するだけで簡単に送金可能です。
まとめ:スムーズな出金のためのチェックリスト
📋 日本円出金の確認ポイント
- ☐ 本人確認が完了している
- ☐ 本人名義の銀行口座を登録済み
- ☐ 2段階認証を設定済み
- ☐ 出金額+手数料407円の残高がある
- ☐ クイック入金から7日以上経過している(該当する場合)
- ☐ 1回5,000万円以内の申請
📋 暗号資産送金の確認ポイント
- ☐ 送金先アドレスが正確(コピペ推奨、手入力厳禁)
- ☐ 送金手数料を確認済み
- ☐ ネットワーク(チェーン)が正しい
- ☐ 2段階認証を設定済み
- ☐ 送金後のキャンセル不可を理解している
💡 手数料節約のコツ
- まとめて出金して回数を減らす
- Coincheck利用者間送金を活用(手数料無料)
- 送金が多い場合はGMO Coinなど手数料無料の取引所も併用
- リップル(XRP)など送金手数料が安い通貨を選択
⚠️ トラブル回避のための事前準備
- 本人確認は早めに完了させる
- 銀行振込での入金を優先(7日間制限なし)
- 出金・送金前に必ず残高と手数料を確認
- 送金先アドレスは必ず二重チェック
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