米国でXRPとドージコインETFが今週上場予定か、専門家が見解
米国でXRPとドージコイン(DOGE)のETFが今週木曜日に上場予定。
ビットコインやイーサリアムETFとは異なる「1940年投資会社法」に基づいた仕組みで、仮想通貨ETFの新たな選択肢が広がろうとしている。
目次
ETF上場の概要
レックス・シェアーズとオスプレー・ファンドが手掛ける XRP現物ETF「XRPR」 と ドージコインETF「DOJE」 は、
9月19日(木)に米国市場で上場予定 と報じられた。
これらはケイマン諸島の完全子会社を通じて資産エクスポージャーを提供する方式を採用している。
- XRP ETF「XRPR」
- DOGE ETF「DOJE」
- 対象資産:XRP・DOGE、場合によっては他国ETF経由の投資も可能
「純粋な現物ETFではないが、直接保有と他ETFへの投資を組み合わせる設計だ」
―― ブルームバーグETFアナリスト ジェームズ・サイファート氏
リスク・注意点
ETF文書には「必要に応じてデリバティブを使用可能」と明記されており、市場変動時には仕組みの複雑さがリスク要因 となり得る。
また、XRPやDOGEのボラティリティ自体が高いため、ETF投資であっても価格変動リスクは回避できない。
- XRP・DOGE価格の高いボラティリティ
- ETF構造が純粋な現物型ではない点
- 規制環境の変化による流動性リスク
市場イベント/材料の影響
SECでは現在90件以上の仮想通貨ETF申請が承認待ちとなっている。ソラナ(SOL)やADAを対象とするファンドも含まれ、
10月に複数の最終判断期限 が集中する。
新任のアトキンスSEC委員長は業界に友好的な姿勢を示しており、選択肢の拡大が投資家心理を支えている。
- XRP・DOGEの流動性拡大
- ミームコインやアルト市場への資金流入
- 米国ETF市場での投資選択肢の多様化
まとめ
XRPとドージコインのETF上場は、仮想通貨ETF市場の裾野を一気に広げる可能性を秘めている。
ただし ETF構造の特殊性や価格変動リスク を理解した上で、
新たな投資選択肢として位置づける冷静さ が求められる。