
- イーサリアムとは何か
- スマートコントラクトの仕組み
- DeFi(分散型金融)との関係
- ビットコインとの違い
- イーサリアムの購入方法
- イーサリアムについて基礎から学びたい方
- スマートコントラクトの仕組みを知りたい方
- DeFiに興味がある方
- イーサリアム投資を検討している方
目次
イーサリアムとは?
イーサリアム(Ethereum)は、2015年に登場したスマートコントラクト機能を持つブロックチェーンプラットフォームです。
ビットコインが「デジタル通貨」として設計されたのに対し、イーサリアムは「分散型アプリケーション(dApps)を動かすプラットフォーム」として設計されました。
■ イーサリアムの基本情報
- 正式名称: Ethereum(イーサリアム)
- 通貨単位: ETH(イーサ)
- 創設者: ヴィタリック・ブテリン
- 誕生: 2015年7月
- 時価総額: ビットコインに次ぐ第2位
- 承認方式: PoS(プルーフ・オブ・ステーク)
スマートコントラクトとは?
イーサリアムの最大の特徴は、スマートコントラクトという機能です。
■ スマートコントラクトの仕組み
スマートコントラクトとは、「あらかじめ設定した条件が満たされたら、自動的に契約を実行するプログラム」のことです。
従来の契約との違い
- 従来: 契約書を作成 → 第三者(弁護士、銀行など)が仲介 → 手動で実行
- スマートコントラクト: プログラムで自動実行 → 仲介者不要 → 即座に完了
例1: 自動販売機
「お金を入れる」→「ボタンを押す」→「商品が出てくる」
これは最も身近なスマートコントラクトの例です。条件(お金を入れる)が満たされたら、自動的に結果(商品が出る)が実行されます。
例2: 保険の自動支払い
「飛行機が3時間以上遅延」→「自動的に保険金が支払われる」
従来なら、書類を提出して審査を待つ必要がありましたが、スマートコントラクトなら即座に自動実行されます。
例3: 不動産の賃貸契約
「家賃が支払われる」→「自動的に鍵が開く」
「家賃が未払い」→「自動的に鍵がロックされる」
DeFi(分散型金融)との関係
イーサリアムは、DeFi(Decentralized Finance:分散型金融)の中核プラットフォームとして機能しています。
■ DeFiとは?
DeFiとは、銀行や証券会社などの仲介者を必要としない金融サービスのことです。
従来の金融(CeFi)との違い
- 従来の金融(CeFi): 銀行が仲介 → 手数料が高い → 審査が必要 → 営業時間に制限
- DeFi: 仲介者不要 → 手数料が安い → 審査不要 → 24時間365日利用可能
- 貸付・借入: 銀行を介さずに暗号資産を貸し借り
- 取引: 取引所を介さずに直接取引(DEX:分散型取引所)
- ステーキング: 暗号資産を預けて利息を得る
- 流動性マイニング: 取引に必要な資金を提供して報酬を得る
これらすべてが、イーサリアムのスマートコントラクト上で動作しています。
ビットコインとの違い
イーサリアムとビットコインは、どちらも暗号資産ですが、設計思想が大きく異なります。
■ ビットコイン vs イーサリアム
| 項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
|---|---|---|
| 目的 | デジタル通貨 | dAppsプラットフォーム |
| 主な機能 | 価値の保存・送金 | スマートコントラクト実行 |
| 発行上限 | 2,100万枚(固定) | 上限なし |
| 承認方式 | PoW(マイニング) | PoS(ステーキング) |
| 処理速度 | 約10分/ブロック | 約12秒/ブロック |
| 用途 | 価値保存(デジタルゴールド) | DeFi、NFT、Web3アプリ |
ビットコインに向いている人
- シンプルに「デジタル資産」として保有したい
- 長期的な価値保存を重視
- インフレヘッジとして活用
イーサリアムに向いている人
- DeFi、NFT、Web3の成長に期待
- 技術的な発展性を重視
- ステーキング報酬も得たい
理想的な分散投資
多くの投資家は、ビットコインとイーサリアムの両方を保有し、リスク分散を図っています。
イーサリアム2.0とPoS移行
2022年9月、イーサリアムは「The Merge(マージ)」と呼ばれる大型アップデートを実施し、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoS(プルーフ・オブ・ステーク)へ移行しました。
■ PoS移行のメリット
1. エネルギー消費量99%削減
- PoWでは大量の電力を使うマイニングが必要だった
- PoSではステーキングのみで承認できる
- 環境負荷が大幅に減少
2. セキュリティの向上
- 攻撃者は大量のETHを保有する必要がある
- 攻撃するコストが非常に高くなった
3. ステーキング報酬
- ETHを保有するだけで年利3〜4%の報酬
- 価格上昇+ステーキング報酬のダブル効果
イーサリアムの購入方法
イーサリアムは、国内・海外の暗号資産取引所で購入できます。
■ 購入の流れ
ステップ1: 取引所を選ぶ
国内取引所(GMOコイン、Coincheckなど)または海外取引所(Binance、Bybitなど)を選びます。
ステップ2: 口座開設
メールアドレス登録と本人確認(KYC)を行います。
ステップ3: 日本円を入金
銀行振込またはコンビニ入金で日本円を入金します。
ステップ4: イーサリアムを購入
取引所でETHを購入します。
もっと詳しく知りたい方へ
実践で活用する
まとめ
イーサリアムは、スマートコントラクト機能を持つ世界第2位の暗号資産です。ビットコインが「デジタル通貨」であるのに対し、イーサリアムは「dAppsプラットフォーム」として設計されており、DeFi、NFT、Web3の中核技術となっています。
2022年のPoS移行により、エネルギー消費量が99%削減され、環境に優しい暗号資産へと進化しました。また、ステーキング報酬により、保有するだけで年利3〜4%の収益を得ることも可能です。
イーサリアムは、ビットコインとは異なる価値を持つ暗号資産として、今後も技術的な発展が期待されています。








