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ビットコイン、11万8000ドル割り込む──「ラリーは依然として堅固な基盤を維持」とコインベース

短期的調整も、構造的な強さは健在

7月18日、ビットコイン(BTC)は一時11万7500ドルまで下落し、前日比で0.6%の下落を記録しました。米国での暗号資産関連法案の進展や401k制度への導入期待を受けた楽観ムードが、利益確定の動きを誘発した形です。

Coinbaseのリサーチ部門によると、今回の下落は予想の範囲内であり、ビットコインのラリーは依然として堅固な基盤に支えられていると指摘。過剰な投機ではなく、構造的な強さと安定した蓄積が現在の相場を形成していると分析しています。

主要アルトコインは引き続き堅調

ETHは18日午前、2025年最高値の3700ドルを記録した後、3550ドルまで調整。それでも週間では20%以上上昇しています。XRPも3.60ドルの新高値をつけた後に下落しましたが、日次で4%、週次では35%の上昇を維持しました。

ドージコイン(DOGE)、スイ(SUI)、カルダノ(ADA)、アバランチ(AVAX)、ユニスワップ(UNI)といった主要トークンも、2桁台の上昇を記録し、ビットコインからアルトコインへの資金移動が進行中です。

オンチェーンとマクロ環境が後押し

コインベースのアナリストは、パーペチュアル資金調達率やデリバティブ市場の安定性グローバル流動性の支援、そしてETFを通じた需要の継続が、相場の強さを支えていると分析しています。

「このラリーはサイクルの終盤に見られる陶酔感ではなく、着実な構造に基づいている」
── Coinbaseレポート(2025年7月18日)

マクロ経済面では、ミシガン大学の調査によって消費者信頼感の低下(昨年比-16%)が確認された一方、インフレ期待は4.4%と先月よりやや改善。こうした経済指標も、今後の暗号資産市場に一定の影響を与えるとみられています。

「GENIUS法」署名が目前

「クリプト・ウィーク」最終日にあたる今週末には、トランプ大統領によるステーブルコイン規制法「GENIUS法」への署名が見込まれており、これが暗号資産業界初の連邦法として成立すれば、規制面での大きな転換点となります。

参考資料: CoinDesk JAPAN|ビットコイン、11万8000ドル割り込む──「ラリーは依然として堅固な基盤を維持」とコインベース
記事作成日: 2025年7月19日

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