XRPのリキッドステーキング「mXRP」発表──保有者は最大8%の利益獲得へ
XRPLソウル2025で「mXRP」が正式発表、休眠XRPを収益資産に変換
Midas LabsとInterop Labsが協業し、XRPエコシステムと連携した初のリキッドステーキング商品を市場に投入した。
目次
「mXRP」の概要と目的
mXRPは、休眠状態のXRPを最大8%の利回り資産へと転換する新しいステーキング商品だ。
このトークンはXRPLのEVMエコシステム上に統合され、監査済み契約を通じて発行される。ユーザーはmXRPを利用することで、既存のDeFiプロトコルにシームレスにアクセスできる。
- 利回り目標:年率6~8%
- 利用可能な戦略:マーケットメイキング、流動性供給
- 発行基盤:XRPL EVM+Midasのトークン化証明書フレームワーク
「mXRPはXRPの新たなユースケースを解き放つ鍵になる」
―― デニス・ディンケルマイヤー(Midas共同創業者兼CEO)
投資家にとってのメリットとリスク
mXRPは透明性の高い仕組みでXRPをラップし、DeFi市場へと組み込む点が強みだ。休眠XRPを活用することで資産効率が改善する一方、利回りは基礎戦略の成果に依存するため、市場環境次第で6%を下回る可能性もある。
- mXRPはXRPL EVM上に完全統合
- DeFiプロトコル(レンディング、流動性プール)に対応
- 目標利回りは最大8%
DeFi統合と今後の展開
mXRPはローンチ時点からXRPL EVMエコシステムに完全対応しており、レンディング市場や流動性プールで活用可能。
DeFi統合を通じてユーザーは新たな収益機会にアクセスでき、XRPの資産効率が一段と向上する見込みだ。
まとめ
XRPリキッドステーキングの登場により、長期間動いていなかったXRPが収益を生む資産へと転換する道が開かれた。
ただし、利回りは保証されず、市場リスクが存在するため、投資家はリスク管理を徹底する必要がある。