2023年3月16日にFNCT(フィナンシェトークン)がコインチェックへ初上場をいたしました。
※参考URL:https://corporate.coincheck.com/press/7sMr4zLT
2023年2月21日に、日本でも人気の国内取引所「コインチェック」より、第二弾のIEO「フィナンシェトークン(FNCT)」の募集予定が発表されました。
※コインチェックは2021年7月に日本初のIEOを実施
目次
進捗情報
IEOとは?
IEOとは、これまで一般的だったプロジェクトチームが自ら資金調達を行う「ICO」とは異なります。
取引所が募集主体となり、
- プロジェクトの審査
- トークン販売
- 上場までサポート
など、ユーザーにとっては透明性・安全性が高く安心して事前にトークンの購入が可能となります。
その反面、ICOのように不特定多数にプロジェクトを認知させることが難しいので資金調達額が集まりにくい傾向にあります。
コインチェックが企業やプロジェクトが発行したトークンの審査、販売を行い、コミュニティの形成・強化や資金調達を支援するためのプラットフォームです。
IEO参加者として企業やプロジェクトを支援することにより、トークンの取得が可能となり、取得したトークンはCoincheckの取引所での売買や様々なサービスでの利用が可能です。
コインチェックのIEOに参加するメリットは、
- 少額参加が可能(今回でいえば1口4,100円)
- コインチェック独占先行販売(他よりも早く購入する事が可能)
- コインチェックが独自審査済み
などなどが挙げられます。
IEO記念キャンペーン
- キャンペーン名:\IEO第2弾/フォローRT&Discordキャンペーン
- 期間:2023年2月15日対象ツイートの投稿〜2月26日23:59まで
- 内容:50名に10,000円相当のFNCTをプレゼント
- 詳細:https://corporate.coincheck.com/news/hJRlKzUo
フィナンシェトークン(FNCT)とは?
ブロックチェーンを活用したトークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE」です。
「FiNANCiE(フィナンシェ)」は、スポーツクラブやクリエイターがサポーターと共に夢や目標を実現するためのトークン発行型クラウドファンディングとコミュニティを提供するプラットフォームです。
クリエイターエコノミーの課題とソリューション
昨今ではYouTuberやアーティスト、スポーツ選手などの個人の発信力が増しています。「会社」ではなく「個」が主役となるシフトは世界中で進み、「個」を中心として生まれる経済圏“クリエイターエコノミー”が次の大きな潮流として注目を集めています。
しかしその一方で、巨大なプラットフォームと一部のクリエイターのみが大きな利益を手にしており、応援してくれるたくさんのファンに明確な利益を還元しにくいという課題が存在します。特に、“無名時代から応援していたファン”と“有名になってから応援を始めたファン”がいる中で、前者に報いる仕組みがないことが大きな課題となっています。
その解決策として、FiNANCiEではトークン発行型クラウドファンディングを用いて、クリエイターとファンが構成するコミュニティを主体としてビジョンを実現していく仕組みを提供しています。恣意的なアルゴリズムはなく、収益の多くはスポーツクラブやクリエイターに届けられます。コミュニティのオーナーであるスポーツクラブやクリエイターが資金を得られるのはもちろん、サポーターとなるファンにも明確なメリットを還元することができるように設計されています。
FiNANCiEで使われる「フィナンシェ・トークン(FNCT)」
「フィナンシェ・トークン(FNCT)」はFiNANCiEプラットフォームで使用可能なトークンとして、スポーツクラブやクリエイターのコミュニティを活性化するサポーターへの更なるメリットを提供することを目的に設計・開発されています。
FiNANCiEの価値を下支えし、コミュニティを活性化する人が増えるほどFNCTの価値が上がり、それをFNCT保有者に還元できるエコシステムが構築されていきます。
具体的なFNCT保有者のメリットとしては、FiNANCiEプラットフォームのトークンエコノミーを成長させるためのガバナンス(投票活動)に参加することができたり、通常より多くのCTを購入できるようになったりと、様々な特典が受けられることです。
今後、FNCTのトークンエコシステムに新たな付加価値をもたらす人々が現れたとき、その人々により良い報酬を付与するために、インセンティブ報酬体系やユーティリティをアップグレードする可能性があります。エコシステムをより磐石なものにしていくことに貢献するコミュニティメンバーには、十分な見返りを届けられる体制を構築していく予定です。
※コインチェックの新規口座開設はこちら
IEO募集スケジュール
2023/2/21 12:00 | 申込開始 |
2023/3/7 12:00 | 申込終了 |
2023/3/7 | 抽選 |
2023/3/8〜3/9 | 抽選結果ご連絡・トークン付与(ロック解除) |
2023/3/16 | 取引所上場・入出金可能 |
トークン設計
- 発行者:株式会社フィナンシェ
- シンボル:FNCT(フィナンシェトークン)
- 総発行量:20,000,000,000 FNCT
- 販売総数:2,600,000,000 FNCT(総発行枚数の13%)
- 販売価格:0.41円/FNCT
- 申込単位(1⼝) :10,000 FNCT
- 申込上限⼝数:2,000 ⼝
- 払込通貨:日本円
- 受渡方法:Coincheckの取引口座にて受渡
- 結果連絡:メールとサイト上にて告知
- 不成立:申込総額850,000,000円未満の場合
※詳細:https://coincheck.com/images/ieo/fnct/coincheck_ieo_fnct_description.pdf
※同じティッカーのトークンに注意:https://corporate.coincheck.com/news/9GUuc3kV
※コインチェックの新規口座開設はこちら
ここまでは、コインチェックの第二弾IEOトークンについて掲載しましたが、前回の第一弾IEOトークンはどうだったのでしょうか?※コインチェックが日本初のIEOを実施
第一弾のIEOトークンはどうなっている?
コインチェックにて当時のPalette Token(パレットトークン)のIEO条件は以下となります。※2021年7月1日より申込開始
- 発行者 :株式会社Hashpalette
- シンボル:Palette Token(PLT)
- 総発行枚数:1,000,000,000 枚
- 販売総数:230,000,000 枚(総発行枚数の23%)
- 販売価格 :4.05円/PLT
- 一口あたり:1,000PLT(4,050円)
- 最大口数:2,400口(972万円)
- 払込通貨 :日本円
- 関連サイト:https://hashpalette.com/
※2023年2月16日現在(https://coincheck.com/ja/exchange/charts/coincheck/plt_jpy/3600)
2022年4月25日よりコインチェックにて取引が開始されましたが、
- IEO価格:4.05円
- 上場直後:38.50円(約9.5倍)
- 現在:13.72円
(2023年2月16日現在)いずれにしてもIEO価格より大きく価格が上昇しています。
個人的な見解
魅力的な点は、
日本の金融庁のライセンスを保有する「コインチェック取引所」にて取り扱う事です。
上場におけるトークンの厳しい審査をクリアしている判断ができ、日本国内という事で安全性を重視する方々からの資金が集まる可能性が高いと感じます。
マイナスな点は、
これまで数多くのICO案件を見てきた中では上場後の売り圧力です。(前回のコインチェックIEO第一弾案件は、上場直後は約9.5倍の値が付いていました。)
やはり多くの投資家が、『事前購入→上場→売り抜けたキャピタル狙い』が目的だと考えています。
また発行元の運営会社(株式会社フィナンシェ)は2019年1月に設立とまだまだこれからの企業かも知れません。
その為、よほど今回のIEO案件に魅力を感じ、応援・サポートしたいという考えでIEOに参加するのであれば、まだ良いかなとは感じます。
もしくは上場後の様子を見て、少し落ち着いてからトークン購入と言う選択肢も視野に入れても良いかも知れません。
いずれも暗号通貨業界への参加は、余剰資金で参画されることをオススメします。