本記事では、Moonstake(ムーンステーク)について公表されている情報を参考に図解していきます。
【IOSTのステーキング開始:2021年5月25日】
Moonstake WalletがIOSTのステーキングサービス提供開始
Moonstakeは、ブロックチェーンとステーキング技術に特化したプロジェクトであり2020年に誕生しました。
“ステーキング“とは聞き慣れない言葉ですが、人類初の仮想通貨ビットコインが2009年1月に誕生以降、多くの通貨が”マイニング”と言う仕組みを採用していました。”マイニング”とは、数学的な計算を繰り返し特定の解を見つける対価・成功報酬として仮想通貨を得ることができます。
その反対に“ステーキング”とは、マイニングのように特別なマシンや先行投資などが不要で、仮想通貨を一定量・一定期間保有しておくことで報酬が得られるサービスを意味します。※実用化は2019年頃より
現在では大手の海外取引所(バイナンスやCoinbaseなど)が次々とステーキングのサービスを開始し、2020年1月には日本国内でも有名な『コインチェック(Coincheck)』取引所にて世界初の試みとしてLisk(リスク)のステーキングサービスを開始しました。※参照元https://coincheck.com/ja
そしてこの『ステーキング』という仕組みは、これまでの仮想通貨業界への投資という概念を変える一つのシステムかも知れません。
例えば仮想通貨で利益を得るためには、
- 安いレートで購入
- 高いレートで売却
つまり通貨を売買することで売却益(キャピタルゲイン)を狙うことが一般的です。その為には日々情報収集を行い、適切なタイミングで購入・売却をすることで利益を得るという手法が主流かと思われます。しかしこの作業が多くの方にとってはとても難しいですよね。。。(筆者含めて)
そこで”ステーキング”は、対象の通貨を一定期間・一定枚数(・ランダム)を保有し続けることで利益を得ることができますので、株式や不動産賃貸業と同じように定期的な配当(インカムゲイン)を狙う事ができます。
これは通貨を発行する企業にとってもメリットがあり、ユーザーは初期投資を不要とするサービスの為、利益を継続的に得るためには通貨を売却せずに保有し続けるという選択肢が生まれます。これは世界中の現在の投資家のスタイル・ニーズに合致しているサービスの一つと言えるかも知れません。
そしてステーキングにもマイニングと同様に一個人では参入障壁が高い為、個人個人が保有するコインを一ヶ所に集結させることで最大限に利益の効率を高め、貢献度によって個人ユーザーへ還元すると言う「ステーキングプール」が存在します。
コインチェックのステーキング(プール)は、
- 1日平均10Lisk以上を保有
- コインチェックのウォレットにて保有
- 年利0.5%程度(トライアル段階のサービスの為)
- 毎週水曜日に付与
上記のような形でサービスを提供しています。
■海外の大手取引所Binanceのステーキング(プール)
- EOS:年利6.79%・最低保有量10EOS以上
- BAND:年利12.50%・最低保有量20BAND以上
- XEM:年利2.80%・最低保有量500XEM以上
- DASH:年利7.12%・最低保有量1DASH以上
※こちらはロック期間タイプのステーキングとなります。ロック期間がないタイプもございます。※引用元 https://www.binance.com/ja/pos
そこでムーンステーク(Moonstake)では、世界の取引量ランキングでもTOP30位に入る主要通貨「ATOM/ADA/Tezos/ONT」などのステーキングに対応したウォレットを公開しています。
■ステーキング総量と年利
※2021年6月4日現在(約1,100億円程度)
- ADA:~3.9%
- DOT:~13.61%
- XTZ:~5.51%
- ATOM:~8.31%
- ONT:~4.62%
- QTUM:~7.01%
- IRIS:~9.84%
- ONE:~10.32%
- CENNZ:8-10%
- orbs:~8%
- Lisk:予定
- XQC:予定
※APY=年利(annual percentage yieldの略称)参考元:https://moonstake.io/ja/
2020年にステーキングベータ版が開始された「ETH(イーサリアム)」の対応は協議中との事です。※1口32ETH・1~2年感ロックが必要な為、ユーザーニーズとの兼ね合い次第
それでは今回は、Moonstake(ムーンステーク)について公表されている情報を参考に図解していきます。※2021年6月4日に情報を更新
■登録方法はこちらを参照
- アカウント作成(招待コード付き):https://wallet.moonstake.io/sign-up?ref=AMU7IFGME
- Twitter:https://twitter.com/moonstake?lang=jp
- 参考資料フォルダ:https://drive.google.com
セミナー情報|Moonstake関連
ムーンステーク(Moonstake)とは?
- ブロックチェーン/ステーキング法人
- ケイマン諸島/2020年設立
- ステーキングプール:アジア最大のステーキングを目指す
- 企業向けソリューションに特化した技術提供
『2020年はステーキング元年』と言われ、ステーキングコインは技術的な側面からも価格が上がると言われています。
■プロジェクトメンバー・パートナー紹介
■Moonstakeメンバー
- Mitsuru Tezuka:Moonstake創業者
- Alex Hui:Moonstakeディテクター
- China Hock Lai:MoonstakeのCSO
■アドバイザーチーム
■戦略的なパートナー企業
※参考元:https://moonstake.io/ja/#partner
■ローカルパートナー企業
- DLF Holdings:エンジニアリングサービスおよびソリューションプロバイダー
- Binarystar:日本最大のブロックチェーンビジネスハブ保有
現在さまざまなステーキングプロジェクトが立ち上がっていますが、その中でもMoonstakeは早くから「ステーキング(PoS)」がブロックチェーン業界のトレンドになることを予測し2020年にサービスをリリースしました。
またブロックチェーン業界にて多くの実績や知識・経験あるメンバーがMoonstakeのコア事業を手掛けています。そして数多くの企業と提携を行いアジア最大のステーキングネットワークの構築を行うことを使命としています。
■掲載メディア一覧
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000063868.html
- http://www.jcnnewswire.com/pressrelease/60912/3/
- https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_15244936/
優位性や利回り|ムーンステーク
現在複数の仮想通貨取引所にてステーキングプールのサービスが開始されていますが、ムーンステークの優位性やメリットはどこにあるのでしょうか?
- 資産の流動性が高い(多くの手続きが不要)
- 複数のウォレットと協力してMoonstake機能に統合
- 不正やハッキングリスク:中央集権的な取引所とは異なり自身のウォレットに資産を保管している為、安全性が高い(分散型の為)
■年間利回り
※2021年6月4月現在
- ADA:~3.9%
- DOT:~13.61%
- XTZ:~5.51%
- ATOM:~8.31%
- ONT:~4.62%
- QTUM:~7.01%
- IRIS:~9.84%
- ONE:~10.32%
- CENNZ:8-10%
- orbs:~8%
- Lisk:予定
- XQC:予定
※APY=年利(annual percentage yieldの略称)参考元:https://moonstake.io/ja/
そして2020年度内にはステーキングサービスが始まると言われる「ETH(イーサリアム)」は協議中のようです。
またMoonstakeに導入予定のセントラリティ(CENNZ)は、ICOセールにて6分間でわずか約100億円を調達したプロジェクトとしても有名です。
そして2020年6月にセントラリティは、オーストラリア・ニュージーランドでコカ・コーラの自動販売機にて仮想通貨による決済を可能にしました。※引用元https://centrapay.com/2020/06
ステーキングの現況
■ステーキングとは?
ユーザーが保有している暗号試算(仮想通貨)の数量に応じて、Consensus Protocolに参加することを指します。Consensus Protocolとは、ブロックチェーン上のデータや、トランザクションを確認し、承認する作業を指します。この作業について、ステーキングを用いて行う仕組みをProof of Stake (PoS)といいます。(従来はProof of Work PoWといい、これを物理的な電子計算機を用いて行ってきました)各ステーキングコインの詳細はWeb Walletの各コインの「ステーキング情報」ページで表示されています。
■ステーキングはどういう仕組みですか?
ユーザーは、保有しているトークンの持つ「参加権」を行使することで、ステーキングすることができます。参加権の行使には、それぞれのブロックチェーンのルールに基づき、方法が異なります。参加するとブロックチェーンから報酬を得ることができます。ここで重要なことは、あくまでもトークンの持つ「参加権」を行使しているだけであり、トークンそのものを使わないということです。ステーキングしている間も、トークンはユーザーの保有しているウォレットの中に存在し続け、移動はしません。
現在ステーキングプールを展開するサービスプロバイダは80以上あると言われています。
冒頭でも紹介した通り、その中には大手の仮想通貨取引所も複数含まれています。日本国内ではコインチェックにてベータ版ではありますが、ステーキングサービスを提供しています。
■PoWとPoSの比較
PoW(マイニング)で最も有名なコインといえば”ビットコイン”ですよね。そしてブロックチェーン業界において、利用者が増加した事によるネットワークの負荷をいかに改善するか?が課題となっています。そこでPoS(ステーキング)が2019年頃より注目され始めました。
そのキッカケの一つに時価総額第2位のETH(イーサリアム)がPoSへ移行するという情報がありました。数年かけてPoSが導入されたイーサリアム(ETH)2.0へアップデートを行っていくそうです。その始まりが2020年と言われています。
PoWとPoS双方にメリット・デメリットはもちろんありますが、これまでのPoW(マイニング)における弱点・課題を克服し、より世界の多くのユーザーが仮想通貨を利用し、取引に掛かる時間を短縮し、より快適な環境を構築していく為にはPoSは必須と考えられます。
利用可能な端末
- モバイルウォレット
- ウェブウォレット
上記のウォレットでは同一のログインIDとパスワードにて利用が可能となります。(同期の操作が必要となります。)
またMoonstakeのウォレットは、世界最大のBlockchain.comウォレットと同様の方式にステーキング機能を実装しているイメージとなりますので、『安全性・利便性』を徹底的に追求したコンテンツとなります。
やはり後発で登場しているウォレットですので、すでに利用しているウォレットから切り替えを狙うには、圧倒的な差別化や利用するメリットが重要となりますよね。
そしてMoonstakeは分散型仮想通貨ウォレットの一つとして、まずは世界での利用ユーザー75万人以上を目標にプロジェクトが進んでいます。
ムーンステーク登録方法!
上記にてムーンステークの登録方法や使い方を図解しています。
アカウント作成は無料となり、またステーキングも無料で参加可能です。
URL(招待コード付き):https://wallet.moonstake.io/sign-up?ref=AMU7IFGME
■ステーキングによる年間利率(2021/6/4現在)
■紹介方法や紹介報酬について
まとめ|ムーンステーク(Moonstake)
- 2020年に設立
- サービス開始3ヵ月で70億円のステーキング資金を調達
- アジアNo.1のステーキングプールを目指す
- アフィリエイト報酬あり
仮想通貨と言えばビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のイメージが強いとは思いますが、利用者の増加に伴い価格上昇・トランザクション(送金)手数料・送金時間も増加傾向にあります。
そしてマイニングという手法は初期費用も膨大に必要となり、BTCに関しては半減期を迎えたこともあり損益分岐点を超えれるマイナー業者にも偏りがあります。
そこで今後数年はステーキングという手法で、一定期間・一定量を保有することで利益を得れる手法にシフトチェンジしてくる可能性は大いに考えられます。
まさに現代の株式保有のようなイメージです。好きな通貨を長期間・かつ一定量保有することで年間通して配当を得ることができます。
通貨の発行元・通貨のホルダーともにWin-Winの関係性を築けれるシステムの一つですよね。そこでMoonstakeは、いち早くステーキングが可能・安全性が高いウォレットをリリースることでアジア最大のステーキングプール構築に向けてユーザー集客を行っています。