マネックスがコインチェックを買収したという驚きのニュースが入りました。36億円で子会社化するという内容で、マネックスがより仮想通貨事業の中でもより力をつける結果になるでしょう。
コインチェックは流出問題などで話題になっていたので、その後どうなったのか気になりますよね。この買収によってどんな影響があったのか、仮想通貨に関心がある人であれば気になるところでしょう。
さらに、この買収で生じる値動きが気になるところ。そこで今回はマネックスがコインチェックを買収した真実と値動きへの影響を解説します。
仮想通貨が気になっている、もしくは買収の影響が気になっているという人は参考にしてくださいね。
マネックスビットコイン | Coincheck | GMOコイン | |
取り扱い通貨数 | 4種類 | 17種類 | 18種類 |
入出金手数料 | 無料 (即時出金の場合は300円) | コンビニ入金 ・3万円未満なら770円 ・3万円以上30万円以下なら1,018円 クイック入金 ・3万円未満なら770円 ・3万円以上50万円未満は1018円 ・50万円以上の場合「入金金額×0.11%+495円」 出金手数料407円 | 無料 |
販売所でのスプレッド | スプレッド負担あり | 0,1~5% | スプレッド負担あり |
取引所の取引手数料 | 無料 | 無料 | メイカー手数料0.01% テイカー手数料0.05% |
送金手数料 | 無料 | ビットコイン(BTC)0.001 BTC イーサリアム(ETH)0.01 ETH イーサリアムクラシック(ETC)0.01 ETC リスク(LSK)0.1 LSK ファクトム(FCT)0.1 FCT リップル(XRP)0.15 XRP ネム(XEM)0.5 XEM ライトコイン(LTC)0.001 LTC ビットコインキャッシュ(BCH)0.001 BCH モナコイン(MONA)0.001 MONA ステラルーメン(XLM)0.01XLM クアンタム(QTUM)0.01QTUM ベーシックアテンショントークン(BAT)4.75 BAT アイオーエスティー(IOST)1.0 IOST エジソンコイン(ENJ)14.0 ENJ オーエムジー(OMG)2.2 OMG | 無料 |
目次
マネックスがコインチェックを買収?マネックスグループとは
ここではマネックスに関する情報をご紹介します。コインチェックを買収するに至ったマネックスグループについて知るところから始めましょう。
国内指折りの大手金融グループ
36億円でコインチェックを買収
買収によりマネックスグループの株価が急騰
国内指折りの大手金融グループ
国内屈指の大手金融グループで、総合的な投資サービスを提供するオンライン証券会社になります。金融関係に勤めている人や、仮想通貨に興味関心がある人であれば耳にしたことがあるかもしれませんね。
初心者からベテランまで楽しめるような幅広いネット証券として知られています。また、マネックスグループでは、暗号資産取引業はもちろん、NFT事業やIEOなどの新しい金融サービスも多く手がけています。
特に証券事業に力を入れているグループ会社なので、今後の動向に注目ですね。
36億円でコインチェックを買収
今回36億円でコインチェックを買収すると発表がありました。コインチェックの仮想通貨の流出事件も大きなきっかけとなっているといえるでしょう。
2018年3月期に1,000億円程度の売り上げがあったコインチェックを36億円で買収したのであれば、かなりお得な買い物になったといえますね。今回はアーンアウト制度を採用しているため、利益がかなり上がるようであれば36億円以上の金額が急株主に支払われるという内容に。
とはいえ、これまでの営業利益から考えると36億円という金額がかなり安いということがわかりますね。
買収によりマネックスグループの株価が急騰
マネックスがコインチェックを買収した後に、マネックスの株化は急騰しています。一気に2倍近くの株価になったので、将来性に対する期待が見えますよね。
それまで株価が下降気味だったマネックスグループからすると、停滞ムードを打ち破る追い風となりました。36億円でこの効果を得られたと考えれば、かなりお得な買い物だったといえるでしょう。
マネックス運営の取引所(マネックスビットコイン)とコインチェックの違い
マネックスの取引所とコインチェックの違いをご紹介します。それぞれに違いがあるので、自分に合っているものはどちらになるのか詳細を比較し判断しなければなりません。
以下の内容を参考にして、どちらを利用するのか検討しましょう。
Coincheckでは現物取引が可能
マネックスビットコインはCFD取引に対応
取り扱い銘柄
手数料
チャート機能
Coincheckでは現物取引が可能
Coincheckでは現物取引が可能です。手持ちの資金を利用して取引を行うため、得られる利益はあくまでも資産内に止まるでしょう。
リターンはそこまで大きくならないものの、リスクが小さく済むので初心者の人におすすめの取引方法です。そのため、Coincheckは初心者の人にも向いているといえますね。
マネックスビットコインはCFD取引に対応
マネックスビットコインは、CFD取引に対応しています。CFD取引は差金決済取引の略称になります。
差額だけのやりとりが発生する取引のことで、現物での受け渡しは行わずに生じた差額だけを決済するというもの。差額だけの取引になるので、初期投資に関しては比較的抑えられるでしょう。
取り扱い銘柄
マネックスビットコインが4種類、Coincheckは17種類と大きな違いがあります。17種類の銘柄を扱っているという点に関しては間違いなく業界トップクラスといえるでしょう。
取り扱い銘柄数で選ぶのであればCuincheckの方が良いといえますね。
手数料
手数料に関してはマネックスビットコインよりもCoincheckの方が高額に設定されています。マネックスビットコインは無料になっているものも多いので、コストを抑えたいと考えている人に最適ですね。
チャート機能
どちらに関してもアプリを使用したチャートの閲覧が可能です。これまでの価格の流れなどがわかるのでかなり参考になりますよね。
どちらを利用する場合でもチャートをうまく活用しましょう。
マネックス運営の取引所(マネックスビットコイン)とコインチェックのメリットはそれぞれ何?
ここではマネックス運営のマネックスビットコインとコインチェックのメリットをご紹介します。以下の内容を確認し、どの取引所を利用するのか検討しましょう。
マネックスビットコインのメリット
コインチェックのメリット
マネックスビットコインのメリット
取引にかかる手数料などが無料に設定されている点が最大のメリットといえるでしょう。余計なコストがかからないので、かなり重宝しますよね。
また、24時間365日手続きが可能という点もかなり魅力です。サービス時間に制約がないので、思い立ったときにすぐ行動に移せますね。
コインチェックのメリット
取り扱い仮想通貨の数が17種類と業界トップクラスです。選択肢が多いので、自分の好みのものを自由に選択できますね。
最低購入金額が500円からとかなり低額から始められるというのも大きなメリットだといえるでしょう。初心者の人でも気軽に挑戦できますね。
マネックス運営の取引所(マネックスビットコイン)とコインチェックはここがデメリット
ここではマネックス運営のマネックスビットコインとコインチェックのデメリットをご紹介します。取引所を決める際にはデメリットにもしっかり目を通しておかなくてはなりません。
以下の内容を確認し、どこの取引所を利用するのか決めましょう。
マネックスビットコインのデメリット
コインチェックのデメリット
マネックスビットコインのデメリット
取り扱い銘柄数が少なすぎるという点が大きなデメリットといえます。他の仮想通貨サービスと比較するとかなり少ない印象ですね。
また、マネックスビットコインはスマホアプリでの取引のみに対応しています。PCを使用した取引に対応していないという点も大きなデメリットといえるでしょう。
コインチェックのデメリット
販売所が多すぎるので、どこを利用すれば良いのか迷ってしまうかもしれません。選択肢が多いのは良いことですが、この点に関してはデメリットといえるでしょう。
またレバレッジ取引ができないというデメリットも存在しています。口座に預けている証拠金を担保に、証拠金以上の金額の取引を進めるというもの。
レバレッジ取引に対応していない点に関しては、今後に期待ですね。
マネックスビットコインとコインチェックのそれぞれの登録・口座開設方法
マネックスビットコインとコインチェックのそれぞれの登録・口座開設方法をご紹介します。以下の内容を参考にして口座を開設してくださいね。
マネックスビットコインの登録・口座開設方法
コインチェックの登録・口座開設方法
マネックスビットコインの登録・口座開設方法
まずはマネックス証券の口座を開設しましょう。メールアドレスを登録し、届いたURLから個人情報を入力します。
その後、本人確認を完了させたら解説の手続きが完了になります。書類の郵送などは必要ないので、時間がかからずかなり簡単ですね。
口座を解説したら暗号資産CFD口座の開設に進みましょう。暗号資産CFD口座の解説が完了したら全ての用意が完了になります。
コインチェックの登録・口座開設方法
コインチェックのアプリをダウンロードしましょう。アプリをダウンロードしたらアカウントを作成し、本人確認を進めてください。
本人確認には以下の書類が必要になります。
- 運転免許証/運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード) /住民基本台帳カード
- パスポート
- 在留カード/特別永住者証明書 (外国籍の方)
コインチェックに関しても書類の郵送などは必要ありません。本人確認書類に関してもスマホで撮影したものをアップロードするのみなので、かなり簡単ですよね。
マネックス運営の取引所(マネックスビットコイン)とコインチェックに関するよくある質問は?
ここではマネックス運営のマネックスビットコインとチェックコインに関するよくある質問をご紹介します。疑問点や不明な点が解消する可能性があるので、必ず目を通しておきましょう。
マネックスがコインチェックを買収した背景は?
コインチェックが起こした事件とは?
コインチェックが上場するって本当?
マネックスがコインチェックを買収した背景は?
マネックスがコインチェックを買収した背景には、仮想通貨の今後の伸びしろに期待したというものがあります。
コインチェックの価値は、仮想通貨交換ビジネスにおける先駆者だという認識が決定の際には大きく影響しました。コインチェックの買収により高い収益力が見込めるのではという考えがあります。
さらに、買収前にコインチェックは流出事件を起こしているなどあまり良くない状況にありました。そのため、36億円という割安な金額で買収できたのではと考えられています。
コインチェックが起こした事件とは?
2018年1月26日に起こってしまった流出事件です。仮想通貨取引所のコインチェックが外部からのハッキングによって攻撃を受けてしまいました。
これにより580億円相当の仮想通貨「NEM」が盗難される結果に。仮想通貨が注目されている中の事件だったので、かなり衝撃的でしたね。
コインチェック事件が発生した原因は第三者から届いたメール内のリンクを開いたことによるマルウェア感染であるということが発表されています。その後、セキュリティ面に問題があったのであと指摘を受けています。
マネックスに買収されたことでセキュリティ面の強化に繋がり、復活を遂げました。コインチェックの買収はマネックスにとってだけでなくコインチェックにとっても良い結果になったといえますね。
コインチェックが上場するって本当?
コインチェックは2022年にナスダックへの上場を予定しています。今後さらに成長する可能性があるので、活躍に期待ですね。
まとめ:マネックスはコインチェック上場で仮想通貨事業に本格参入|今後の値動きに注目
マネックスはコインチェックを買収したことで、仮想通貨事業への参入を本格的に開始しました。さらに2022年にはコインチェックがナスダックへの上場を目指しているなど、調子は上々だといえますね。
ナスダックに上場した場合、大きな値動きが想定されるので、今後の動向に注目ですね。