ポンタと暗号資産の融合──ポイント経済圏が仮想通貨市場に接近する新たな試み
Pontaポイントを活用した新サービスが発表され、暗号資産市場との橋渡しが現実味を帯びてきました。ロイヤリティ マーケティングとBACKSEATによる「Ponta ビットコ in 牧場」は、仮想通貨の疑似運用を体験できるサービスとして注目されています。
目次
Pontaポイントで始める暗号資産シミュレーション
利用者は保有するPontaポイントを「牧場運用ポイント」に交換し、BTCやUSDCの価格変動に連動してポイントが増減する仕組みです。実際の暗号資産売買は発生せず、1ポイントから気軽に始められる点が特徴です。運用後は1%の手数料でPontaポイントに再交換し、提携店での利用が可能です。
現物取引サービスへの布石
BACKSEATは「現物暗号資産の売買体験をPontaサービスに組み込む計画がある。当局と調整を進めている」とコメントしており、今後の展開に業界の関心が集まっています。
Ponta会員数は1億2225万人、提携店舗は32万店にのぼり、巨大なポイント経済圏が仮想通貨市場に新たな動きをもたらす可能性があります。
市場の資金調達と暗号資産事業の拡大
BACKSEATは同日、Spiral CapitalやHeadline Asiaをリードとしたシードラウンドで累計約14億円を調達。2025年2月には暗号資産交換業者「coinbook」を完全取得しており、市場での存在感を強めています。
参考資料: ポンタと暗号資産の融合──ポイント経済圏が仮想通貨市場に接近する新たな試み
記事作成日: 2025年6月30日
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