XRP、5ドル突破シナリオ浮上 ETF承認で強気加速か
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ブルフラッグが示す上昇余地
XRP(XRP)は日足チャートで「ブルフラッグ」パターンを形成しており、強気転換の兆しが見られる。
3ドルを終値で上抜ければ、5ドルを目指す上昇シナリオにつながる可能性がある。これは現在の水準から約77%の上昇に相当する。
ただし、5ドル到達の前に50日SMA(3.08ドル)を突破する必要があり、さらに3.40ドルや3.66ドル(数年来の高値)も障壁となる。
下落リスクとサポート水準
一方で、100日SMA(2.68ドル)や200日SMA(2.48ドル)が主要なサポートゾーンとなる。
アナリストのクリプト・パルス氏は「2.75ドルを維持できれば強気構造は保たれる」と述べ、
「割り込むと2.5〜2.6ドルの再テストもあり得るが、その後の反発余地は残る」と指摘した。
XRP ETF承認の可能性
米証券取引委員会(SEC)は今後数か月以内にスポットXRP ETFの申請を判断する予定で、主要な期限は10月18日〜25日、フランクリン・テンプルトンの申請は11月14日が最終期限となっている。
市場の期待感は高まっており、ポリマーケットでは年内承認確率87%と算出されている。
ETFストアのネイト・ジェラシ氏は「承認はほぼ確実」とし、ブルームバーグのエリック・バルチュナス氏も「承認確率95%」と見積もっている。
チェックポイント
- 短期では3ドル突破が強気シナリオの鍵
- ETF承認時はボラティリティ急拡大に要注意
- 中長期では10〜20ドル、一部では50ドル到達の見方も
参考資料: Cointelegraph Japan
記事作成日: 2025年9月4日