金持ち父さん著者キヨサキ氏、バブル崩壊を警告──ビットコイン購入の意志も示す
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「バブルが崩壊し始めている」
ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏が、2025年7月21日に「バブルが崩壊し始めようとしている」とXで発言し、再び注目を集めています。
投稿では具体的な根拠には触れていないものの、「バブル崩壊が進めばゴールド、シルバー、ビットコインの価格も急落する可能性がある」とし、「暴落すれば買い増す」と宣言しました。
過去から一貫する「金・銀・BTC」強気姿勢
キヨサキ氏は長年にわたり金・銀・ビットコインを「防衛資産」と位置づけて推奨しており、特にここ数年は米国経済や金融政策に対する警鐘を鳴らしてきました。
今年6月には「2025年夏にかけて株・債券・不動産が暴落する」とも投稿しており、暴落の可能性に対して一貫して警戒を続けています。
一方、そうした悲観的な見通しの中でも、ビットコインなどへの強気姿勢を崩さないのが特徴です。「暴落こそが買い増しの好機」と考えており、「数十億ドル規模の資金がビットコインなどに流入する」とも予測しています。
根拠不明確な発言への懐疑的視点も
キヨサキ氏の発言には毎回大きな注目が集まる一方、過去の予測精度に疑問を呈する声も根強くあります。
米投資系メディア「Brew Markets」は、S&P500指数の長期チャート上にキヨサキ氏の過去の警告タイミングを重ね、「予測の精度は高くない」と暗に批判。市場の反応を鵜呑みにせず、情報の取捨選択が重要であると指摘しています。
今回の「バブル崩壊宣言」が何を意味するのかは不明確ですが、キヨサキ氏が再びビットコインを長期的資産として選好している姿勢は変わっていないようです。
参考資料: CoinPost|金持ち父さん著者キヨサキ、バブル崩壊の可能性を警告 ビットコイン購入宣言も
記事作成日: 2025年7月23日