ユニスワップ取引所のロゴ

本記事では、ユニスワップ(Uniswap)取引所について以下の目次に沿って図解します。

※2023年10月6日に情報を更新

 

【ユニスワップ(Uniswap)】
  • 2018年11月2日公開
  • 分散型取引所(DEX)
  • イーサリアムのブロックチェーンを活用したサービス
  • DeFi銘柄などスワップ(交換)可能
  • ウォレットと直接紐づける必要あり(メタマスクなど)
  • 資金を預けることで報酬を得られる(=流動性を高くする為のサービス)
【V3ローンチ:2021年5月】

2021年5月7日にユニスワップV3がリリースされました。

■V3の特徴

  • LP(流動性提供)の前例のない資本効率
  • トレーダーために為替レートを大幅に改善
  • 分散型ファイナンスのための優れた基盤

■変更点

  • 流動性の提供:一律手数料から「0.05%」「0.3%」「1.00%」の3つから選択
  • ユニスワップV2とスシスワップからユニスワップV3に資本移動が可能
  • LPのポジションがNFTとして生成が可能
【V2ローンチ:2020年5月】

ParadigmやCoinbaseから支援を受け、2020年5月Uniswap(ユニスワップ)V2がローンチされました。

 

■Uniswap(ユニスワップ)V1からV2への変更点

  • ERC20トークン同士のスワップ(交換)が可能に

など、非中央集権型でスマートコントラクトによりすべて自動化されて運営が行われています。

 

一般的には馴染みがありませんが、

  1. 中央集権型(CEX/企業などが管理)
  2. 非中央集権型(DEX/利用者主体)

仮想通貨の取引所の運営は大きく分けて2つに分かれます。※Uniswapは非中央集権型に分類

 

<それぞれの特徴>

■中央集権型(CEX)

  1. 取引量が多いため取引が成立しやすい
  2. カスタマサポートの体制がある
  3. ハッキングリスクがやや高い
  4. メンテナンス時は利用不可

 

■非中央集権型(DEX)

  1. ハッキングのリスクが低い
  2. メンテナンス等で利用不可な時間がない
  3. 取引が成立しにくい
  4. 市場価格で売買できるとは限らない

その為、多くの中央集権型の取引所とは異なり仮想通貨の上場審査がないのでどんな通貨でも上場する事が可能です。※売買(取引量)は需要に準ずる

 

いずれも一長一短ではありますが、2018年頃にいくつかのDEX(非中央集権型取引所)が公開されておりますが、当時は流動性がほとんどなく上手く機能していなかった印象です。

 

売買取引がユーザー同士によるものとなりますので、取引の流動性が無ければ成立しない取引所スタイルと言っても過言ではありません。

※株式市場と同様のイメージ

 

しかし2020年後半からのDeFi市場の盛り上がりの影響から現在では中央集権型の取引所に換算すると、24時間の取引量は取引量TOP10の取引所と同等の流動性が生まれています。

※参考元:https://coinmarketcap.com/ja/rankings/exchanges/dex/

 

DeFi(ディーファイ)のレンディングとは?イーサリアム・トモチェーン(ファイナンス)を紹介!

 

その中でもUniswap(ユニスワップ)は、中央集権型の取引所で『バイナンス(取引量世界TOPのCEX)』のようにDEX業界ではTOPクラス位置する仮想通貨の取引所となっています。

 

 

ユニスワップの特徴|Uniswap

ユニスワップ取引所のロゴ

【Uniswapの特徴】
  1. スワップ(トークン同士の交換)
  2. トークンの送金・受信
  3. プール(流動性提供により報酬が発生)

①スワップとは?

ERC20で発行されたトークン・ETH(イーサリアム)と交換が可能

 

➁送金・受信

他のウォレットや取引所へERC20で発行されたトークン・ETH(イーサリアム)の送受信が可能

 

③プール(流動性提供)

分散型取引所はユーザーの売買によって取引量が決まりますので、取引量を多くするためのサービスとして資金をプールに提供する方には報酬が発生する仕組みとなっております。

 

 

少し表現が難しいのですが、中央集権型の取引所とは異なりユニスワップ(Uniswap)では、アカウントを開設・各トークン毎に送受信機能がある訳ではありません。

 

すでにご利用されているイーサリアム系のウォレットと連携することで、すでに保有しているウォレットと連携・接続を行うことでUniswapを利用する流れとなります。

 

 

ユニスワップと連携可能なウォレット|Uniswap

<連携について>
  • メタマスク(人気)
  • マイイーサウォレット
  • トラストウォレット

など、まずはイーサリアム系ウォレットを開設する必要があります。

 

メタマスク(MetaMask)登録・使い方!ユニスワップ・他ウォレット連携方法は?

 

トラストウォレットとは?登録・作成方法|バイナンス公式ウォレット!

 

マイイーサウォレット(MyEtherWallet)登録・使い方|送金・ICOトークン受取・追加方法は?

 

その後、ユニスワップ(Uniswap)へアクセスしご利用のウォレットと連携することで保有資産を反映させる形となります。

 

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ユニスワップとの連携方法|UniSwap取引所

ユニスワップ取引所のロゴ

1.サイトへアクセス

URL:https://app.uniswap.org/#/swap

※不正サイトが増えてきておりますので、アカウントにアクセス後はブックマーク機能などを利用し、検索によるログイン操作は非推奨となります。

 

(以下では人気のメタマスクを利用した例となります。)

2.「Connect to a wallet」へ選択

メタマスクのユニスワップ連携方法

 

3.連携したいウォレットの選択

メタマスクのユニスワップ連携方法

※メタマスク連携の例

トラストウォレットなどの場合は、『Wallet Connect』をタップします。

 

4.メタマスクへログイン

メタマスクのユニスワップ連携方法

 

5.連携完了!

メタマスクのユニスワップ連携方法

あまり利用機会は無いかも知れませんが、WETHをETHへ交換時の手数料を抑える方法を以下に図解します。

 

(体験談)おもに分散型取引所を利用していた場合に有効かと考えられます。

【WETHをETHへ交換時の手数料を抑える方法】

例えば、WETHをETHへ交換する場合にETH送金手数料が必要となります。2021年2月現在ETH価格が上昇している為、送金手数料が非常に高くなっています。

 

しかしユニスワップ取引所を利用する事で、スワップ(交換)に必要な手数料だけとなりますので費用を安く抑えることが可能です。

 

2021年2月現在の筆者が試した『WETHETH』へ交換時の手数料は、

  • HBDEX:「約70ドル」
  • UNISWAP:「約9ドル」

上記でした。

 

筆者はHBDEXを利用しておりましたのでユニスワップと直接連携する事が出来なかった為、

  1. HBDEXの秘密鍵を確認
  2. HBDEXとメタマスクを連携
  3. メタマスクとユニスワップを連携

上記の手順となります。

 

1.スワップ通貨と数量の選択

ユニスワップ取引所のスワップ方法

 

2.メタマスクにて確認

ユニスワップ取引所のスワップ方法

 

3.スワップ完了!

ユニスワップ取引所のスワップ方法

 

 

トークンのスワップ(交換)方法!

1.スワップする通貨の選択

ユニスワップのスワップ(交換)方法

  • From:スワップ交換元
  • To:スワップ交換先
  • 「Swap」を選択

 

2.スワップ内容の確認

ユニスワップのスワップ(交換)方法

 

3.(メタマスク利用時)確認をタップ

ユニスワップのスワップ(交換)方法

 

4.「Close」をタップ

ユニスワップのスワップ(交換)方法

以上でユニスワップにて通貨(トークン)の交換が完了となります。

 

 

プールへの預入れ|流動性プロバイダー報酬

ユニスワップ取引所のロゴ

ユニスワップ取引所が人気になっている理由の一つに『流動性マイニング=イールドファーミング』があります。

 

DEX(分散型取引所)のデメリットの一つに、利用者の売買量が少ないと流動性が悪く、使い勝手が良くないという点です。

 

しかしユーザーが流動性を提供することで報酬を得ることができますので、Uniswapの取引量は大きく成長しています。

 

流動性マイニングとは?
  • 資産価値1:1の割合で通貨の提供
  • ステーキング(資産の担保)

    つまり資産を提供➡担保➡流動性を生む➡見返りに手数料報酬を頂くという仕組みとなります。

     

    (V2仕様)通貨ペアの交換が行われると、交換手数料の0.3%が流動性を提供しているユーザーに報酬として支払われます。

    ※V3から手数料の選択が可能となっております。

     

    プールへの預入れ方法

     

    (参考サイト)シュミレーション

    https://defi-lab.xyz/uniswapv3simulator

     

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