本記事では、暗号資産(仮想通貨)界の時価総額TOPである『ビットコイン』について解説します。
※2024年6月更新
皆さんもニュースで目にする機会も増えてきているとは思いますが、ビットコインは『約4年に一度半減期』というメカニズムがあります。
2024年4月26日に【第四回目】の半減期が到来しました。
- 1回目(2012年11月):発行枚数25BTCへ
- 2回目(2016年7月):発行枚数12.5BTCへ
- 3回目(2020年5月):発行枚数6.25BTCへ
- 4回目(2024年4~6月→2024年4月):発行枚数3.125BTCへ
この半減期と言うメガニズムがあることで、市場ではどのような価格推移が発生していたのでしょうか?
目次
ビットコイン価格と半減期の法則
*2012年以降|ビットコインチャート
半減期を迎えるごとに、前半減期の価格を上回っています。
さらに注目すべきポイントは、半減期が訪れる1年半~2年前頃に安値の時期が存在しているという事です。(=買い場となるポイント)
- 1回目(2012年11月):2010年10月が最安値
- 2回目(2016年7月):2015年1月が最安値
- 3回目(2020年5月):2018年12月が最安値
- 4回目(2024年4~6月?):2022年12月が最安値(23年6月時点)
そして半減期を迎えた約1年半後には高値を記録するという特徴があります。
- 1回目(2012年11月):2013年10月が最高値
- 2回目(2016年7月):2017年12月が最高値
- 3回目(2020年5月):2021年11月が最高値
- 4回目(2024年4~6月?):2025年10~12月が最高値?
要約すると、、、
- (半減期)1年半前:最安値時期が到来(2022年12月頃)
- (半減期)到来(2024年4月~6月?)
- (半減期)1年半後:最高値時期が到来(2025年秋頃?)
(2023年2月時点)現在の価格は、次の半減期に向けた安値付近を推移していると過去のデータから判断する事ができます。
つまり現在ビットコインを買うか否かの判断においては、過去のチャート形状から判断すると【積極的に購入を検討するべき】という結論となります。
半減期到来までには、どれぐらいのビットコイン枚数を保有できるかが、ご自身の資産額に直結いたします。
*ただし投資商品の部類となりますので、余剰資金生活にまたは生活に困窮しない資金で購入される事をオススメします。(必ず利益が出るという訳ではございません。)
多くの方が利用されている『メルカリ』にて、ビットコイン取引がスタートしています。
(参考記事)
ビットコインの最新情報
日を追うごとに『ビットコイン』に関するニュースは増加傾向となり、今や多くの方が知っている通貨名称となりました。
また投資/金融業界でもビットコインは経済圏の一つとして確立されつつあり、従来の金融システムに参入し期待値が高まっています。
※以下は2017年3月27日に作成した内容となります。
ビットコインとは?
今や投資に縁のない方の間でも、徐々に話題となっているビットコイン(BTC)。
2016年頃までは、ごくわずかな方しか知らなかった通貨名も徐々に認知度が高まっています。
(当時は仮想のコインなんて怪し過ぎる・・・という印象でした。)
投資には常に「儲かる?!儲からない?!」といった言葉もセットでついてきて不安になりますが、ビットコインの場合は仮想通貨(=暗号資産/暗号通貨)と呼ばれるデジタルの世界に存在する通貨。
通常の紙幣や硬貨のお金でなく、現物がないデジタル通貨になるので、初心者の方でなくても不安になってしまいますよね。
そこで今回はビットコインの解説と、仮想通貨で人気の理由を紹介していきます。
ビットコインは今でこそ知られるようになってきましたが、そもそもの始まりはどうだったのでしょうか?
それでは早速、仮想通貨のビットコインについて紹介していきます。
是非、参考にしてみてくださいね。
ビットコインの始まり|仮想通貨
ビットコインの始まりは、2008年10月に中本哲史(Satoshi Nakamoto)と名乗る人物がインターネット上に投稿した論文があります。
その後、2009年1月にはビットコインの理論を実現するためのソフトウェアがオープンソースで開発されています。
ソフトウェアが公開されてすぐに、ビットコインの最初の取引が行われています。
この時代にビットコインを所有している方たちは、とても安い価値の時に購入していることになります。
開始価格は定かではないですが、日本円にして数円ほどでした。その後2010年2月にビットコインの両替ができる取引所ができました。
ビットコインはどのように発行されているか?
参照元URL pixta.jp
ビットコインの発行はマイニング(採掘)という作業で生み出されています。
ビットコインは一定期間ごとに、すべての取引記録を台帳に記しています。
その取引履歴の更新の処理には、ネットワーク上に保存されている台帳のデータを更新します。
一定期間の間に発生したすべての取引データを正確に記録することが求められています。
そのデータはコンピューターで計算されており、膨大な計算量が必要となります。
保存されている1つの台帳のデータも更新された取引のデータも、すべてを正確に検証してから追記しなければいけません。
ビットコインではこの検証作業に、有志のコンピューターリソースを借りています。
それぞれのコンピューターの計算能力を借りることによって、膨大な計算を行い、みんなで共有する1つの大きな取引台帳にデータを更新していっています。
この莫大なデータの更新を手伝うと、報酬としてビットコインが支払われます。
そしてこの報酬は、新たに発行された、ビットコインによって支払われます。
この瞬間にビットコイン(仮想通貨)の新規発行が起こるということです。
ビットコインを管理していくにあたって、莫大な更新作業を行なってくれたという感謝の気持ちがビットコインの新規発行なのです。
この新規発行のことをマイニング(採掘)と呼び、世界中の人たちがこの作業を行なっています。
この一連の流れによってビットコインの安全性が保たれているのです。
また仮想通貨としてのビットコインの発行は、このマイニング(採掘)でしか行われません。
ビットコインに価値を感じている方たちが、このマイニング作業を世界で行なっています。
それでは発行し続ければ、無限にビットコインが増え続けるかというと、そうではありません。
ビットコインのマイニング量は、予め制限が設けられていて、発行される量のペースも調整されています。
なぜなら急なインフレが起こったり、経済に大混乱を招きかねないからです。
ではその制限はというと、ビットコインの発行総量は、2100年までに2,100万枚と定められています。
2100万枚まで到達すると、それ以上新たに発行されることはありません。
ビットコインが仮想通貨で人気の理由は?
仮想通貨の中ではビットコインが圧倒的に人気があります。
なぜビットコインは他の仮想通貨に比べて、人気があるのでしょうか??
続いては、仮想通貨でビットコイが人気の理由を紹介していきます。
現金送金より早く手数料が安い|理由1
参照元URL card.kinri.jp
ビットコインが人気の理由の1つ目は、特定の銀行がなく管理している機関も存在しません。
金融機関を通さずに送金することができ、全世界でビットコインを扱うことができます。
そのため現金通貨よりも送金が早く、そして手数料も安くなるということです。
国内だけの通貨では様々な制限があったり、銀行による海外送金は高くなってしまうので、グローバルに扱えるビットコインが人気ということです。
希少価値がある|理由2
参照元URL speeeeedy.net
ビットコインが人気の理由の2つめは、ビットコインは予め制限が設けられているので、増え続けることはなく希少性があります。
考え方としては、金と同じようなイメージで、上限があるところから少しずつ削られていきます。
金も加工などをすることにより削られていき、その価値は常に上昇し続けています。
限りがあるということは、ビットコインが普及すればするほど価値が上がるので人気の理由の一つになります。
政府に没収されることはない|理由3
参照元URL bittimes.net
ビットコインが人気の理由3つ目は、銀行などの機関を介さずクラウド上のウォレットで自分が管理しています。
中央機関のないビットコインは、誰かの手に渡るということは無いということです。
要するに、ビットコインを強制的に支配できる機関はなく、政府や銀行によって差し押さえされることはありません。
インドで高額紙幣が廃止されましたが、自国通貨が大暴落したり、紙幣がなくなったりした時のヘッジにもなります。
このような側面からでも、ビットコインが仮想通貨として人気な理由もあります。
おすすめの国内取引所
あとがき|ビットコインとは?
いかがでしたか?
ビットコインは全世界共通の通貨ということになり、様々なメリットがあることから人気があります。
仮想通貨の中でも希少性のあるビットコインなので、今後の行方が楽しみですね。
今回は、ビットコインの解説と仮想通貨で人気の理由を紹介しました。
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