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ビットコイン、11万2700ドルで史上最高値更新──ETF資金流入と規制環境が後押し

ビットコインが2025年7月10日、11万2702ドルの史上最高値を記録しました。わずか前日には11万2000ドルを突破した直後に反落する場面も見られましたが、強固な資金流入と市場環境の支援により、短期的な値戻しを超えて新たな高値圏へ突入しています。本記事では、その背景と市場の反応、今後の注目点を整理します。

背景:ETFと企業需要が強気相場を牽引

今回の高値更新の背景には、上場投資信託(ETF)への旺盛な資金流入が存在します。これに加え、ビットコインを財務資産として採用する企業の増加や、規制環境の好転も市場の追い風となっています。

「マクロ環境の不確実性が残る中でも、ビットコインにはさらなる上昇余地がある」

とハッシュデックスのグローバル市場インサイト責任者ジェリー・オシェア氏は述べ、機関投資家向けの新たなアクセス手段が価格上昇のカタリストになる可能性を指摘しました。

現状分析:ETH・XRPも連れ高、市場全体が活性化

このビットコインの急騰に合わせて、イーサリアム(ETH)も5%以上上昇して2800ドル超えを達成しました。XRPも3.5%上昇し、暗号資産全体の動きを示すCoinDesk 20 Indexは3.4%上昇と、5月以来の高水準を記録しています。

主要データ
  • BTC:11万2702ドル(史上最高値、前日比+2.8%)
  • ETH:2800ドル超(+5%以上)
  • XRP:+3.5%
  • CoinDesk 20 Index:+3.4%、5月以来の高値水準

今後の注視点

今後注目されるのは、ビットコインが新たな価格帯に定着するかという点です。年内に14万ドルに達する可能性を指摘する声もあり、ETF関連の新商品や制度整備の動向が引き続き価格形成に大きく影響するものと見られます。市場全体の上昇が続くかどうか、週後半の値動きがカギを握りそうです。


参考資料: CoinDesk Japan|ビットコイン、11万2700ドルで史上最高値更新
記事作成日: 2025年7月11日

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