
毎週月曜日にお届けする、ビットコイン予備校の週間まとめです。先週何が起きたか、今週どう動いたか、来週何を見ておくべきか——この3つをセットでお届けします。
今週(4月13日〜19日)は、先週の急騰からさらに上値を伸ばした週でした。イランがホルムズ海峡の開放を宣言したことで原油価格が急落し、ビットコインは一時78,000ドルに到達。ビットコインETFへの資金流入も3ヶ月ぶりの高水準を記録し、3月まで続いた「弱気の霧」が晴れはじめた一週間です。
- ビットコイン:ホルムズ海峡開放宣言で78,000ドル到達。週末4/19時点で約79,800ドル(先週比+約4%)
- イーサリアム:2,475ドル台に回復。BTCの上昇に連動して戻りが続く
- ETF:週間で約10億ドルの資金流入。3ヶ月ぶりの高水準
- 相場の流れ:3週連続陽線。上値を試す展開が続いている
目次
📌 今週のビットコイン(BTC)
先週からの流れ
先週末(4月12日)のビットコインは約77,000ドル(約1,155万円)。米イラン停戦合意を受けて急騰し、先々週の66,000ドル台から大きく回復して週を終えていました。
今週の動き
今週最大の転換点は、イランによるホルムズ海峡の開放宣言です。これまで事実上の封鎖状態が続いていたホルムズ海峡が開放されると伝わると、原油価格が急落。「原油が下がる=インフレ懸念が和らぐ=リスク資産を買いやすくなる」という連鎖でビットコインに買いが集まり、一時78,000ドル(約1,170万円)まで上昇しました。
さらに今週はビットコインETFへの資金流入が週間で約10億ドル(約1,500億円)に達し、3ヶ月ぶりの高水準を記録しました。1月から3月にかけて資金流出が続いていた機関投資家の買いが戻ってきた、という重要なサインです。
週末4月19日時点では約79,800ドル(約1,197万円)で推移しており、先週末比で約+4%の上昇となっています。
陽線とは、週の終値が始値より高かったことを示すチャートのサインです。3週連続で上昇して週を終えたということは、売り圧力より買い圧力が勝っている状態が続いているサインです。ただし、これが続くかどうかは来週以降の材料次第です。
来週、ここを見てください
85,000〜88,000ドルの水準を試せるかどうかが来週の焦点です。週足終値で高値を更新できれば88,000ドルも視野に入るとコインテレグラフは分析しています。一方でホルムズ情勢が再び悪化するようであれば、上昇の勢いが止まる可能性もあります。
出典:CoinPost|ビットコイン急伸、ホルムズ海峡開放と原油急落で内部環境に強気サイン(2026/04/18)/CoinTelegraph JP|イランがホルムズ海峡の開放を宣言、ビットコイン上昇・原油急落(2026/04/18)
📌 今週のイーサリアム(ETH)
先週からの流れ
先週のイーサリアムは2,200〜2,300ドル台へ回復。米イラン停戦合意を受けたビットコインの上昇に連動して、先々週の2,100ドル前後から持ち直していました。
今週の動き
今週もビットコインの上昇に連動して回復が続きました。週末4月19日時点で約2,475ドル(約371,000円)での推移となっており、先週末比で約+8〜10%前後の上昇です。
コインテレグラフが4月17日に掲載したチャート分析によると、イーサリアムは重要なサポートライン(下値支持帯)を維持しており、上昇が続けば2,700〜2,800ドル方面が次の目標とされています。ただしビットコインが失速した場合は連動して押し戻される可能性もあります。
来週、ここを見てください
2,700ドルを上抜けられるかどうかが来週のポイントです。ビットコインが85,000ドルへ向けて上昇する展開になれば、イーサリアムにも連動した上昇が期待できます。2026年内実施予定のアップグレード「Glamsterdam」への期待も引き続き下値を支える材料となっています。※以上はビットコイン予備校編集部の見解です。
出典:CoinTelegraph JP|強気モメンタム続くか?BTC・ETH・XRP チャート分析(2026/04/17)
📌 今週の注目トピック|ETFに3ヶ月ぶりの大規模流入
今週の相場を語るうえで外せない数字が、ビットコインETFへの資金流入です。
週間10億ドル流入——何が変わったのか?
コインテレグラフが報じたデータによると、今週のビットコイン現物ETFへの純流入額は約10億ドル(約1,500億円)に達し、2026年1月以来3ヶ月ぶりの高水準となりました。
ETFとは、株式市場で売買できるビットコインへの投資商品です。機関投資家(大口の運用会社や年金など)はこのETFを通じてビットコインに投資します。ETFへの資金流入が増えるということは、「大口の買い手が戻ってきた」ことを意味します。
1月から3月にかけてはETFから資金が流出する週が多く、それが価格下落の一因となっていました。今週の大規模流入は、その流れが変わりつつあるサインとして注目されています。
主な理由は3つ考えられます。
① ホルムズ海峡の開放宣言で地政学リスクが和らいだ
② 原油価格の急落でインフレ懸念が後退し、リスク資産を買いやすくなった
③ ビットコインが上昇したことで投資家心理が改善した
出典:CoinTelegraph JP|ビットコインETFに週間で10億ドル流入、3ヶ月ぶり高水準(2026/04/19)/CoinPost|今週の主要仮想通貨材料まとめ(2026/04/19)
来週、ここを見てください
ETFへの資金流入が来週も続くかどうかが最大の注目点です。流入が継続すれば85,000〜88,000ドルへの上昇シナリオが現実味を帯びます。逆に流入が止まれば上昇の勢いが鈍る可能性があります。
まとめ
ホルムズ開放とETF大規模流入が重なり、相場が明確に上向いてきた週。3ヶ月続いた「弱気の霧」が晴れ始めている。
- BTC:78,000ドル到達→週末4/19時点で約79,800ドル。3週連続陽線で回復基調が鮮明に
- ETH:先週の2,200ドル台から2,475ドルへ上昇。BTCの上昇に連動して回復継続
- ETF:週間10億ドル流入で3ヶ月ぶり高水準。機関投資家の買いが戻ってきた
- 来週の焦点:85,000〜88,000ドルへの上昇が続くかどうか。ETF流入の継続とホルムズ情勢が鍵











