オーキッド(Orchid)は、一般向けのICOトークンセールは存在しておりません。
複数のサイトでオーキッドのプライベートセールの情報が流れているそうですが、オーキッドの運営元はその存在を否定しておりますので、ご注意くださいませ。
それでは今回は、Orchid(オーキッド)について、
- 運営元
- サービス内容や特徴
- 将来性は?
- 買い方や登録方法
などを中心に紹介していきます。
Orchid(オーキッド)情報
目次
Orchid(オーキッド)とは?
オーキッド(Orchid Protocol)とは、
日本の方にとっては馴染みがないですが、実は世界の75%は自由にネット環境にアクセスすることが出来ません。※例えば身近な中国では、Googleが規制・TwitterやLINE使用不可という事実があります。
そんな情報に対する不公平・不平等な社会を変えるために、今回のORCHID(オーキッド)プロジェクトは、いまトレンドである仮想通貨業界に参入する方法を選択しました。
それではさらに、オーキッド(Orchid)のプロジェクトを細かく解説していきます。
有名投資ファンドが大きな注目!
ORCHID(オーキッド)のプロジェクトに巨額の投資をしたベンチャーキャピタルファンドが、業界TOP3のアメリカの超有名投資会社という事が発表されました。
業界TOP3のベンチャーキャピタル
- Sequoia Capital(世界最大のベンチャーキャピタル)
- Andreessen Horowitz(ベンチャーキャピタルRanking第一位)
- DFJ(ディーエフジェイ)
3社のこれまでの出資企業の実績は、
- Apple
- Yahoo
- Skype
- Airbnb
など、今では大企業となった会社が目立っています。3社の潤沢な資金が企業に投資されてから、どの企業も爆発的な成長を遂げているそうです。
豊富な資金があるという事は、
- 市場への広告や宣伝
- サービス開発
などを含めて、社会に与える影響力を高めることができますので、上場後に価格が上昇する可能性は高いかも知れないですね。
運営元・プロジェクトチーム
オーキッドは2017年に設立された”Orchid Labs”により運営されています。
このORCHID(オーキッド)のプロジェクトには、さまざまな分野の成功者やスペシャリストが関わっています。
またイーサリアムの元COOのアーロン博士は、「オーキッドはイーサリアムを超える技術・サービスである。」とまで発言をしているようですね。
Steve Waterhouse(CEO&共同創業者)
参照元:http://www.zimbio.com/
オーキッドのCEOである”Steve Waterhouse”は、
- 英国のケンブリッジ大学卒業
- コンピューターサイエンスの博士号を取得
- 音声認識と機械学習に精通
- 仮想通貨の取引所「Bitstamp」に所属(2016年まで)
- 特許系の会社RPX Corporationを設立
- web3Fのアドバイザー
など、ブロックチェーン関連企業にも投資を行う投資家でもあり実業家でもあります。
Gustav Simonsson(CTO)
オーキッドのCTOである”Gustav Simonsson”は、イーサリアムのコアデベロッパーを務めたエンジニア(2014年~2016年)で、イーサリアムを退職後、オーキッド(Orchid Prptocol)の共同創業者になりブロックチェーンCTOを務めています。
誰がプロジェクトに関わっているかは、ICOセールに参加する投資家の判断基準の中でも重要な一つですよね。
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優位性・特徴
オーキッド(Orchid Protocol)の特徴は、
- 分散型P2Pネットワーク
- ノードによる余剰帯域の提供
- 各ノードをランダムに活用
など、非常に専門性が高い事業内容となっております。
上記のオーキッドの3つの特徴について詳しく解説していきます。
①分散型P2Pネットワーク
オーキッド(Orchid Protocol)は、インターネット上で動作するオープンソースのオーバーレイネットワーク(インターネットVPNもその一つ)で、Orchidプロトコルが構築される基盤となるOrchid Marketと呼ばれる分散型P2Pネットワークを構成します。
通常のインターネットへのアクセスは、「サーバー」と通信することによってネット上のページを閲覧しています。
しかしP2Pネットワーク(peer to peerネットワーク)とは、サーバーと呼ばれるシステムがなく「自立分散型のネットワーク」と呼ばれています。
サーバー通信の特徴
- パソコンの中に情報を入れて置く必要が無い
- ウィルスの防御をサーバーが行う
- サーバーがダウンする可能性がある
P2Pネットワークの仕組みは、デバイスが相互に接続し全体が繋がれることによって成り立ちます。
要するに「オーキッド」という名前の付くファイルを手に入れたい場合に、ファイルを共有している他のユーザーに問い合わせる事によって、自身のパソコンにファイルを送信してもらい、閲覧することができるという事になります。
P2Pネットワークの特徴
- 全てのデバイスが独立している
- 悪意のある攻撃を一か所が受けても、他のデバイスがダウンすることは無い
- サイバー攻撃でファイルを失っても復元可能(ファイル共有によるバックアップ機能)
- ウイルスや悪意のあるデバイスの侵入を防御できない
- 他のデバイスから共有されたファイルを、自分で悪意のあるファイルか見分ける必要がある
②ノードによる余剰帯域の提供
参照元:https://www.co-graph.net/
Orchid Marketは、余剰帯域を共有する「ノード」と呼ばれるOrchidユーザーで構成されます。
ノードとは、仮想通貨のネットワークに参加する端末の事を指し、様々な種類のノードがあります。※ノードに関しての詳しい説明はこちら
③各ノードをランダムに活用
トラフィック(一定時間内に転送される量)は、中央権限(ISPやVPN)を経由するのではなく、ノードである帯域提供者のネットワークをランダムに活用します。
ノードは悪意のある第三者、または政府等の中央当局であっても監視することができない完全に匿名な通信を可能にします。
匿名化を実現するソフトウェア・通信技術と言えば、
- Tor
- VPN
などが一般的ですよね。
VPNとの大きな違いは、Orchidプロキシやリレーノードは、
- 通信元
- 通信先
上記のIPアドレス情報は判別できない点を挙げています。
Torは中央権限的な立ち位置であるディレクトリノードが存在しており、Orchidでは完全に分散化したネットワークを目的としています。
ORCHID(オーキッド)は、監視や検閲のないインターネット空間を実現しようとする、分散型のオープンソース技術であるOrchidプロトコルを実現します。日本ではあまりしっくりこないですよね。しかし世界では75%以上がインターネットにアクセスすることを制限されていると言われています。
ORCHID(オーキッド)のプロジェクトでは、世界中の誰もが検閲・監視から守られるオープンソースのプロトコルを作成することを掲げています。
将来性・可能性
オーキッドは、複数のノードを経由することで匿名性を実現させるのですが、その反面、プロジェクトへの参加者が少ないと機能しないというデメリットもあります。※現時点では公開されてない情報が非常に多いです。
またトークンは、オーキッドのシステムを利用する手数料として用いられます。そのためオーキッドのサービスが普及されるとともに、トークンの需要が高まり価格が上昇する可能性に繋がる。という事です。
デメリット・ネットの評判は?
オーキッドのICOプロジェクトの欠点は、
- 参加するユーザーが少なければ選択肢が減り依存が高まる
- 現在一般向けの製品の公開はされていない
- 公開された製品が思っていた内容と違い期待外れの可能性がある
などが挙げられていますよね。またプライベートセールの段階なので、完全なるプロジェクトの内容は不明となっております。
そしてロードマップがありませんので、
- 現在の進捗
- 今後のスケジュール
などは分かりませんが、プロジェクトに関わるメンバーの経歴・出資企業などから怪しい案件の可能性は低いかと思われます。
オーキッドのICOプロジェクトは、一般向けのトークンセールが存在しません。
しかしノアコイン・ADAコインのプロモーターとして有名な「泉忠司」氏が大々的にプロモーションを実施しております。
賛否両論がある方ですが、これまで数々のICO案件を紹介してきた実績が評価されているのだと思われます。
プライベートセールへの参加方法
オーキッド(Orchid)のICOプロジェクトはすでに終了しており、ベンチャーキャピタルから多額の出資を受けております。
その為、今回のプライベートセールと銘打った案内は、「トークンの転売」かと推測されます。(個人的な見解の為、正しいかは分かりません。)
取引所の上場後にオーキッド(Orchid)トークンの購入をする選択もオススメです。しかし投資家の需要が高ければ、今回のプライベートセール価格よりも高くなる可能性は考えられます。
いずれにしても、プライベートセールへの参加はメアド登録の無料参加が可能ですので、情報を取る意味で参加するのは有りだと思われます。
2018年開催のICOプロジェクトに関する記事
参考元 http://lifehack-sein.com/
こちらの記事を読まれた方は、下記も参考にされています。
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