本記事では、【世界初】の香りNFTサービスを公開しているスメルトークンについて解説します。
- 世界初の匂いNFTであること
- メタバース空間×【嗅覚】のコラボが出来る事
- 嗅覚は次世代のマーケティング手法である事
- (2023年春)専用アプリ・NFT売買プラットフォームが公開
第一弾のNFT匂いコンテンツは、元セクシー女優で現在タレントやモデルなどマルチに活躍されている『明日花キララ』さんの香りNFTが1万枚限定で公開されました。
※参考URL:https://www.avalanchtechitsolutions.com/asukakirara
また2023年1月には、浜崎あゆみさん・倖田來未さん・乃木坂46など著名のアーティストに楽曲制作を行う『松田純一』氏を著作権管理の専門家として匂いNFT事業のプロデューサーに就任しました。
目次
進捗情報
匂いのNFTとは?
人にはご存知の通り、
- 視覚
- 聴覚
- 味覚
- 嗅覚
- 触覚
上記の五感が備わっています。
そして近年のデジタル化に伴い、おもに人の視覚や聴覚を通して楽しむためのサービスが中心となっています。
(特にネットやゲームの世界など)
しかし同時に、触覚、味覚や嗅覚を通してサービス提供を行う研究活動も進んでいます。
その中でも嗅覚である『匂い・香り』は、私たちが過ごす日常生活の感情の75%に影響を与えているとも言われています。
皆さんも食事の時間帯に街の中を歩いていて、飲食店から漂ってくる『美味しそうな匂い』につられてその店舗に入った事がある記憶はありませんか?
それだけ匂い(嗅覚)というのは、意思決定において視覚と合わせてとても重要な感覚だとされています。
また科学的な裏付けとして、
- 米国嗅覚研究所の調査より:「香りによる独自の“ロゴ”を用いたブランドは記憶される確率が65%、香りのないブランドは3カ月以内に忘れられてしまう確率が50%」
- 週刊ダイヤモンド「香り・色・音の心理学」より:ある種類のエッセンシャルオイルの香りをフロアに漂わせると、カジノの収入が48%も向上した」
- ブラウン大学の神経学者レイチェル・エルツ博士の研究より:「匂いによって想起される記憶は他の感覚器からの刺激に比べ、より情動的な反応を引き起こす」
など、企業やブランドショップが自社のブランドをイメージした香り・匂いによるマーケティング活動は積極的に取り入れられています。
NFTとは?
匂いの魅力とは?
そして今回デジタル化の進化に伴い、匂い・香りをNFT化することでブランディング戦略を進めていく一端になるのではないか?とされています。
例えば、
ゲームは新しい臨場感に。ゾンビの匂いがしたらすぐに逃げろ。
現代のゲーム機器は高性能機器の誕生で、表現できるポリゴンの数・音の数が増え、臨場感が格段に向上しています。ゲームに匂いの要素が加わるとさらなる発展を遂げると確信しています。
レーシングゲームで車が高速で走り、森の中を駆け抜ける時の森林の香り。 土煙の香り、急ハンドルを切ったときのタイヤが焦げる匂い、このような匂いがもしプレイ中に再現されればより臨場感がわくはずです。
戦車やガソリンスタンドが爆発する戦争ゲームでは、VFXの表現や爆発音によって臨場感を再現していますが、もし火薬の匂いやガソリンの匂いが再現できるとしたら、より興奮が増すことでしょう。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000102146.html
また企業の広告方法も進化していくと考えられます。
例えば、駅の広告などで『ケンタッキーフライドチキン』の美味しそうな画像を見たとします。(視覚へのマーケティング)
そこに画像だけではなく、チキンの香ばしい匂いがしてくると。。。
多くの人にチキンの美味しい匂いを感じ取ってもらうことで新たな集客に繋がる可能性が生まれます。
またこの現代の大量消費社会において、人々に購買という行動を促すために、企業は莫大な広告予算枠を確保しています。
大手企業はTVCMを制作し、広告を作り上げています。
また週末のニュース番組で、なぜ行楽地の話題が取り上げられるかご存知でしょうか??
それは金曜日にそのニュースを見た人が週末にその行楽地へ訪れる確率を高める為だと言われています。
人の 行動心理 は非常にシンプルで、 直前に得られた情報で物事の決断を下しています。
これからは匂いのする広告の価値・ニーズが高まる時代になるかも知れません。。。
メタバースの世界にも?
多くの方が『メタバース』という単語を聞いたことがあると思います。
メタバースとは、コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間やそのサービスを指す。日本にあっては主にバーチャル空間の一種で、企業および2021年以降に参入した商業空間をそう呼んでいる。
現在はゲームの世界で実装が始まっていますが、この【メタバースの世界(視覚)×匂い(嗅覚)】が連動する事で、より価値の高いエンターテイメントが提供される時代が到来するかも知れません。
運営会社は?
Horizon株式会社とAvalanch Tech IT Solutionsは「NFT技術」と「匂いのデジタル化」を融合させた新しいコンテンツの販売を進めることを発表しています。
▼Digital Smell Patentシステムの開発及び運営、日本デジタル匂い著作保護協会の運営
- 社名:Horizon株式会社
- 代表者名:蔡念佐
- 本社:東京都港区新橋6-19-13
- 設立:2022年02月
- 資本金1,000万円
- 業種:情報通信電話番号03-6823-3556
- URL:https://horizon.inc/
▼匂い付きNFTの販売マーケットプレイス『Smell Mafia』の運営及びNFTの発行
- 社名:Avalanch Tech IT Solutions
- 代表者名:NIENTSAO TSAI
- 本社:Office 1002, 48 Brju gate, Downtown, Dubai
- URL:https://avalanchtechitsolutions.com/
<プロジェクトの背景>
好きな時に、好きな香りをインターネットからダウンロードして楽しむことができたら。
集中したい時、リラックスしたい時など、気分をに応じてお部屋の香りを切替えられるとしたら。
ホライズンは、香りを楽しむシーンとインターネットを融合させることで、香りのDXを推進し、皆さんの生活をより豊かにしていきたいと考えています。
子どもの頃、TVから匂いがしたらいいのにな。皆さん、一度は考えたことありませんか?ホライズンはこれを実現しようとしています。
Horizon株式会社は、『匂いのコンテンツ化・デジタル化・著作権管理』の3つの柱をベースに事業展開をしていきます。
まずは匂いをコンテンツ化していきます。
そしてそのコンテンツ化はプラットフォームで管理(利用・売買など)されていきます。
※Smell Mafiaというマーケットプレイスを公開
音楽のストリーミング再生では『iTunes』を利用しておりますが、Smell Mafiaは【匂い版iTunes】を目指してサービス提供を進めていきます。
利用ユーザーは、スマホアプリとディフューザーを利用することで匂いを体感することが可能となります。
そしてプラットフォーム内での決済には独自通貨である『スメルトークン』を利用します。
将来性・今後の計画
(2023年2月現在)
フェーズ1〜DSF規格、SMELL MAFIAプラットフォームの開発〜
▼2023年2月
- SMELL MAFIAチェーンメインネットリリース
- SMELL MAFIAマーケットプレイスβ公開(中央集権型)
- DSF規格公開
- 第一弾DSF販売
- ATODASHIとの接続を開始
2023年4月
- スメルトークンのIDOを実施
2023年8月
- SMELL MAFIAコンソーシアムテストネット
フェーズ2〜コンソーシアムプラットフォームへ移行〜
2024年4月〜
- DSF発行企業がコンソーシアムにノードとして参加
フェーズ3〜DSF発行権の自由化〜
2025年〜
- DSFの発行権を個人に開放
- 全ての人がにおいのデジタル化が可能
用語集
スメルトークンとは?
匂いのNFTが次々とリリースされる予定ですが、スメルトークンはNFTを購入する際に利用するトークンとなります。
つまり本サービスの基軸通貨となります。
- 名称:Smell Token(スメルトークン)
- シンボル:SML
- 規格:ERC20
- 発行枚数:120億枚
- 販売上限枚数:72億枚
プロジェクトチームが考えるスメルトークンの価格・価値上昇に向けた内容は以下となります。
- 会員制度(特典)
- ステーキング
- 手数料割引
- 利益還元
スメルトークンを保有する事で、ユーザーメリットを受ける事が可能となります。
例えば、
- ステーキング(定期預金のようなサービス)による利息を得る事
- スメルトークン支払いでNFT購入時に割引率が適用
など、またプロジェクトの利益の一部をスメルトークンの買い上げを行いバーン(=消却)を行うことで相対的にトークン価値を高める戦略を考えています。
※トークン買い上げ・バーンは、流通枚数が80憶枚に達成するまで実行
価格上昇に向けたマーケティング(追加資料)
※2023年1月9日にアンバサダーに就任した実業家グラドルのヴァネッサ・パン氏のNFTカード
NFT匂いカードは2タイプ用意されています。
- COMMONカード:香りデータを楽しむNFT
- OWNERカード:COMMONカード売上の報酬を受け取る権利NFT
項目 | COMMON | OWNER |
匂いデータ | 含まれる | 含まれない |
転売 | 可能 | 可能 |
発行上限 | 各ユニット2万枚 | 各ユニット1万枚 |
匂いの再生回数 | 50回 | なし |
報酬(1次流通) | 70% | 0% |
報酬(2次流通) | 1% | 2% |
そしてこのNFTカードを売買することで利益を生むプラットフォームが『ATODASHI(後出し)』となります。
■ATODASHI
- 月額課金制(サブスク)
- NFTカードを時価で注文可能(支払い不要)
- 全ての匂いNFTがATODASHIに出品
つまりユーザーは、価格が上がるであろうNFTカードを事前に注文しておくことで、
- 価格が上がれば利益を得る事が可能
- 価格が下落すれば注文をキャンセルすることが可能
という事です。※事前に注文できる枚数には制限あり
何を言っているのか?日本語がおかしいと感じる方も居ると思いますが、、、
ATODASHIのメイン収益源は『月額課金制(サブスク)』のため、ユーザーの売買による手数料では有りません。
その為、ユーザーは確実に利益を得る事が出来る為、プラットフォーム名の由来にもなっている『後出し(ATODASDHI)』となります。
あとがき
いかがでしたか?
NFTは国家戦略の一つとして、さらに国内外問わず大手企業が参入してきている次世代のテクノロジー分野となります。
しかしまだまだ未知数・未開発の事業分野の為、現実形となって多くの人の目につくまでには時間を要すると考えています。
このスメルトークン事業も同様に、事業投資というより投機商品として捉えて、余剰資金の一部で購入してみるぐらいの認識で参画される事をオススメ致します。
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