本記事では、メタマスクウォレットにてBSC(BNB Smart Chain)の設定について図解します。
- バイナンス取引所が開発
- 2020年9月リリース
- 有望な新規プロジェクトには1万ドルの支援やバイナンスへ上場
- バイナンスコイン(BNB)の実需
- BSCベースの分散型取引所「パンケーキスワップ」の台頭
BSCは、イーサリアム仮想マシン(EVM)によるスマートコントラクト機能が導入されており、dApps(分散型アプリ)や独自通貨「BNB」のステーキングなどが出来ることから、DeFi(分散型金融)プラットフォームとして活用が拡がっている。
DeFi業界では、現在第3位の位置につけています。
BSC(バイナンススマートチェーン)が人気の要因は、
- ETHより取引手数料が安い(1/10程度)
- 1億ドルの新規プロジェクト用ファンドの存在
などが挙げられています。
■バイナンス取引所の独自通貨
(2023年12月時点)
バイナンススマートチェーン(BSC)のリリース後、担保通貨としてロックされる仮想通貨バイナンスコイン(BNB)の価格も急騰しており、時価総額ランキングでもTOP5位以内に位置しております。
またBSCベースの分散型取引所「パンケーキスワップ」の流動性マイニングでは、PancakeSwap(CAKE)高騰に伴い通貨ペア先となるBNBが大量ロックアップされ、BNBの買い圧(購入機会・高騰)へと繋がっています。
- BSCScan:https://bscscan.com/
- BSC入門(初心者):https://academy.binance.com/ja/articles/an-introduction-to-binance-smart-chain-bsc
- BSCの始め方:https://academy.binance.com/ja/articles/how-to-get-started-with-binance-smart-chain-bsc
- BSC接続方法:https://academy.binance.com/ja/articles/connecting-metamask-to-binance-smart-chain
■DeFi(ディーファイ)とは?
■バイナンス取引所の開設方法
■バイナンス取引所の運用方法
目次
BSC設定方法|メタマスク編
1.メタマスク(ウォレット)の作成
メタマスクのウォレット作成後、以下の操作へと続きます。
2.ネットワークを選択
- 「イーサリアムメインネット」を選択
- 「カスタムRPC」を選択
3.ネットワーク情報の入力
- ネットワーク名:
- RPC URL:
- チェーンID:56
- (任意)通貨シンボル:BNB
- (任意)ブロックエクスプローラのURL:
- 「保存」を選択
4.BSCメインネットが追加
以上でメタマスクにて、「BSCメインネット」が自動追加されます。
5.BSCメインネットの表示
メタマスクのウォレット作成時点では「Ethereumメインネットワーク」が基本設定となります。
今後は『ネットワーク』を選択する事で、「BSC」と「ETH」チェーンの切り替えが可能となります。
DeFiに興味・参加している方であれば、
- Uniswap
- Sushiswap
- PancakeSwap
などのDEX(分散型金融)利用時にメタマスクウォレットを利用されているケースが大半です。
メタマスク以外のウォレットでは、バイナンス取引所が推奨しているBSC(バイナンススマートチェーン)が利用可能なウォレットとして「トラストウォレット(Trust Wallet)」となります。
BSC(バイナンススマートチェーン)は、イーサリアムチェーンと比較してに手数料がかなり安く抑えられる為、利用を選択するDeFiプロジェクト・ユーザーが増加傾向です・
メタマスクの利用方法|ウォレット
メタマスクウォレットの開設方法と同様に、入出金などの使い方も紹介しております。