世界で最も取引量が多い「バイナンス取引所」にて、仮想通貨の預け入れ(ロック期間あり/なし)による運用サービスが開始されています。
日本国内の取引所では、
など、眠っている(保管しているだけ)の仮想通貨を取引所を経由して貸付けやステーキング(≒取引所に預入れ)することで、年間利回りによる利息(配当)を得ることが出来ます。
どうせ使わず置いているだけの仮想通貨資産であれば、貸付け(レンディング)を行い、少しでも資産を増やす方がお得という考え方ですよね。
また日本国内の取引所のサービスでは、
- 貸付けによる固定期間あり(資産がロックされる)
- 大きな利回りを得ることは難しい(それでも銀行の定期預金よりかは高利率)
しかしバイナンス取引所の預入サービスでは、固定(ロック)期間が無いサービス・年利10%前後を(レンディング)によって仮想通貨資産を効率よく増やすことができます。
今後レンディング商品と並び、ステーキング(従来のマイニングに代わると言われる資産の預け入れによる資産運用サービス)による投資商品がトレンドになるとも言われています。※マイニングは初期費用・月額費用が高く参入障壁が高いが、ステーキングは保有する資産を預入するだけで良い
■ステーキング関連記事(アジア最大のステーキングプール)
それでは今回は、海外の取引所「バイナンス」が提供する預け入れ(セービング)サービスについて、筆者の体験とともに図解していきます。※2020年10月13日に情報を更新
■アカウントを保有されていない方はこちらをご参照下さいませ。
- (参考)登録方法:https://hyip-information.com/exchange/binance/
- (参考)使い方:https://hyip-information.com/exchange/binance-howto/
- アカウント登録(招待コード付き):https://www.binance.com/?ref=17993033
目次
セービング(預け入れ)による資産運用|バイナンス
- セービング(フレキシブル/定期)
- ステーキング(ロック/DeFi)
- アクティビティ
- ローンチ(バイナンス)プール
- 資産運用管理(リキッドスワップ/デュアルセービング)
「ファイナンス」→「バイナンスアーニング」をタップ後に、画面を下にスクロールすると提供しているコンテンツが表示されます。
「バイナンスアーニング(Binance Earning)」という名称で、仮想通貨の預け入れによる資産運用商品を提供しています。
当初はたくさんの商品があり過ぎてやや困惑してしまうユーザーも多いかも知れませんが、筆者が実際に運用で参加している定番のコンテンツについて図解していきます。※セービングとステーキングに参加(セービングアカウントに資産が表示されます。)
もちろんですが、事前に預け入れを希望する通貨を保有しておく必要があります。
セービング(フレキシブル)|Binance
※利息は利用可能なフレキシブルセービングを基にして日々計算・分配されます。小数点8桁以下の利息は切り捨て
※利息計算は2日目から開始(毎日UTC23:50-00:10の間は登録の為に閉鎖)
※いつでも出金(償還)が可能なプランとなります。
- 「フレキシブル購入」をタップ
- もしくは、「詳細」をタップ
■商品の選択へ
- Est APY:年間利率
- 1,000枚あたりに得られえる枚数
- 「~すべて拡張」:その他のフレキシブル商品の確認が可能
- 希望の商品にて「振替」をタップ
■運用情報の入力
- 登録量:セービング数量を入力 ※最大で利用可能な資産すべて設定が可能
- 合意書にチェック
- 「振替が確認されました」をタップ
※「申請数:申込可能な数量」・「実行日:資産運用開始日」
以上でバイナンス取引所の「セービング(フレキシブル)」の運用設定は完了となります。
セービング(定期)|Binance
フレキシブルプランより高利率になっています。
※利息は利用可能なフレキシブルセービングを基にして日々計算・分配されます。小数点8桁以下の利息は切り捨て
※利息計算は2日目から開始(毎日UTC23:50-00:10の間は登録の為に閉鎖)
※定期(ロック)満了後に、フレキシブル(償還自由)プランに自動移行も可能
※定期(ロック)期間中でも、フレキシブル(償還自由)モードに移行が可能
ご利用したい定期セービングの「振替」をタップします。
■運用情報の入力
- アクティビティ期間:ロック期間を設定
- ロット量:ロットサイズの入力
- フレキシブル預金自動更新:チェックは任意
- 合意書にチェック
- 「振替が確認されました」をタップ
「フレキシブル預金自動更新」にチェックを付けるとは、【定期(ロック)期間終了後に自動的にフレキシブル(出金自由)モード】に移行するので、定期完了日を忘れてしまってもフレキシブルモードで運用が継続となります。
ステーキング(ロック)|Binance
※ステーキング資産額は最小~最大数量の設定があります。
※償還期間:固定(ロック)期間後にウォレットに戻る期間
※セービングと異なり毎日配当は発生しない
※ロック期間が長期であれば年利が高くなる
※早期解約(償還)も可能
ロックステーキングをしたい通貨の「固定する」をタップします。
■運用情報の入力
- 固定(ロック)期間の選択
- 固定額:ステーキング数量の入力
- 同意書にチェック
- 「購入確認」をタップ
その他の貸出(預け入れ)プラン|Binance
バイナンス取引所にはその他にも、預け入れによる仮想通貨の資産運用が可能です。
■DeFiステーキング
DeFiとは?
DeFi(分散型金融)は、ブロックチェーン業界で盛り上がりを見せている最新のトレンドだ。DeFi領域には次々と新たなプロジェクトが誕生し、その勢いを増している。
DeFiプロトコルにロックされている資産の総額を表し、DeFi市場の規模を表す指標のひとつと考えられているTVL(Total Value Locked)は、記事執筆時では約78億ドル(約8200億円)を超え、右肩上がりに増加している。
DeFiとは、パブリックブロックチェーン上に構築された分散型の金融エコシステムのことを指す。一般的にはイーサリアム上に構築されたプロトコルやアプリ群を意味し、これらは全てスマートコントラクトによって稼働している。
DeFiエコシステムでは中央集権的な管理主体の影響が非常に小さく、居住地や経済状況にかかわらず誰でもアクセスが可能。この点は自国内でしか口座を作成できない既存の金融サービスと一線を画すため、金融のあり方を一変させる可能性があるのでは、という見方もある。
※参照元:https://coinpost.jp/
ここ最近何かと話題になっているDeFi(分散型)です。従来の中央集権的な管理・権限を介さずスマートコントラクトによってすべて自動契約が可能となります。
■アクティビティ
■ローンチプール
貸出(預入)している資産を確認する方法|Binance
上記のページが表示されない場合は、
- 「ウォレット」をタップ
- 「セービング資産」をタップ
■セービングアカウント内の資産を確認
- 貸出可能なコンテンツが表示
- 貸出商品の種類が表示
- 現在の貸出中の資産履歴が表示
- オペレーション:償還(ロック解除)操作が可能
アクションの「履歴」をタップすることで、貸出資産に関する利息や契約した履歴を確認することが可能です。
■資産履歴の確認が可能
- 配当の利益
- 貸出の実行日や資産額の確認
- 配当されている通貨
など、セービングに関する資産状況を確認することが可能です。
バイナンス取引所の関連記事
2020年は「ステーキング元年」と呼ばれ、マイニングに代わりトレンドになる予想です。ステーキングは、保有している資産を預け入れすることで仮想通貨の資産を増やす事が可能になります。
バイナンス取引所でも、仮想通貨の預入れによるレンディングやステーキングによる利息・配当サービスを開始しておりますので、是非一度利用をしてみて下さい。
■預け入れによる資産運用(参考記事)