ミサキの0からクリプト|第0話

ビットコイン予備校の運営者兼相談役。プロフィールの続きを見る
Web事業運営とクリプト実務を経験し、目立つ数字や高利回りを先に見て出口確認が遅れた自身の失敗を、初心者に繰り返させないために相談に乗っている。答えを急がせず、ミサキが自分で確認質問を作れるように、順番を整えることを大事にしている。

資産運用を学び始めた会社員。プロフィールの続きを見る
NISAなどはすでに始めているが、暗号資産は未購入・未経験。分からないことをそのまま質問できる一方、大きな数字を先に比較してしまう癖がある。塾長とは初心者向けの勉強会で知り合って数か月になる。
初心者向けの勉強会で知り合って数か月。ミサキは解けなかった疑問を、週に一度ほど塾長のところへ持ち込んでいます。
仮想通貨のニュースを見かけるたび、ミサキの中には小さな引っかかりが残っていました。それを初めて塾長の前で口にした日から、この物語は始まります。

初秋の夕方、いつもの相談日。仕事帰りに寄ったカフェは、外の蒸し暑さに対して冷房が残っている。
ミサキは脱いだジャケットを膝に置き、NISAの画面を閉じたあとに続けて出てきた仮想通貨のニュースを、もう一度だけ見てからスマートフォンを伏せた。
塾長は先に届いたコーヒーを飲んでいる。
ミサキ塾長、仮想通貨のこと、何も知らないままで大丈夫なんですかね
塾長そうか。知らないままなのが、気になってるんだな
ミサキはい。ビットコインとか、最近ニュースで毎日みたいに見るじゃないですか。それで、なんか……
塾長焦る?
ミサキ焦る……のとは、ちょっと違うかも。置いていかれてる、のほうが近いです。何の話かも、分かってないのに
注文したアイスティーが届く。ミサキはストローを差さないまま、しばらくグラスを見ていた。
ミサキ……ビットコインって、結局何なんですか?
塾長じゃあ、次はそこから確認しよう
ビットコインとは何か
次は、初秋の公園のベンチ。ミサキがまだ名前しか知らない「ビットコイン」が何を指しているのかを、塾長と一緒に、一つずつ確かめます。
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