ミサキの0からクリプト|第1話

塾長(黒田慎吾)塾長(黒田慎吾)プロフィールを見る
塾長(黒田慎吾)(アップ)
塾長(黒田慎吾)(立ち姿)
← 横にスライドして2枚 →塾長(黒田慎吾)

ビットコイン予備校の運営者兼相談役。

Web事業運営とクリプト実務を経験し、目立つ数字や高利回りを先に見て出口確認が遅れた自身の失敗を、初心者に繰り返させないために相談に乗っている。答えを急がせず、ミサキが自分で確認質問を作れるように、順番を整えることを大事にしている。

© 2026 ビットコイン予備校. キャラクター画像の無断転載・改変・二次利用を禁止します。

画面を押すと閉じます
ミサキミサキプロフィールを見る
ミサキ(アップ)
ミサキ(立ち姿)
← 横にスライドして2枚 →ミサキ

資産運用を学び始めた会社員。

NISAなどはすでに始めているが、暗号資産は未購入・未経験。分からないことをそのまま質問できる一方、大きな数字を先に比較してしまう癖がある。塾長とは初心者向けの勉強会で知り合って数か月になる。

© 2026 ビットコイン予備校. キャラクター画像の無断転載・改変・二次利用を禁止します。

画面を押すと閉じます

第0話で「ビットコインって、結局何なんですか?」という問いにたどり着いたミサキが、その日から間を置かず、塾長にそのまま確認しに来た場面です。

上限のある「お金」なんて、聞いたことがない。ミサキが抱いたその違和感から、二人の会話が始まります。

スマートフォンを手に発行上限について考えるミサキと、確認を促す塾長
初秋、いつもの公園のベンチにて

初秋の週末、いつもの公園のベンチ。塾長は缶コーヒーを片手に、隣にミサキが座るのを待っていた。
ミサキは腰を下ろすなり、スマートフォンの画面を塾長に向けた。

ミサキミサキ

塾長、見てください。
『ビットコインは発行できる枚数に上限がある』って書いてあるんです。
……お金なのに、上限なんてあるんですか?

塾長塾長

ああ、それは本当だ。
それで、今日はそこから聞きたいのか

ミサキミサキ

はい。
というか、その前に聞きそびれてて。
ビットコインって、円やドルをデジタルにしたもの、ですよね?

塾長は缶コーヒーを一口飲んで、少し間を置いた。

真剣な顔の塾長塾長

円やドルは、誰が作ってる?

ミサキミサキ

え……日本銀行とか、政府、ですよね

真剣な顔の塾長塾長

そう。
じゃあビットコインは、どこの銀行が作ってる?

ミサキは答えようとして、止まった。

ミサキミサキ

……知らないです。
というか、考えたことなかったです

真剣な顔の塾長塾長

それでいい。
ビットコインには、発行する銀行も、管理する会社もない

眉を寄せるミサキミサキ

え、じゃあ誰が管理してるんですか。
誰もいなかったら、勝手に増やされたりしないんですか

塾長塾長

そこを、今日は確認しよう

通りかかった散歩中の犬が、ベンチのそばで一度だけ足を止め、また歩いていった。

誰も管理していないのに、なぜ増やせないのか

この記事で分かること

・ビットコインには発行する銀行や会社がないこと
・取引の記録は「ブロックチェーン」という形で参加者どうしが持ち合っていること
・発行上限があらかじめ仕組みに組み込まれていること

円やドルは、日本銀行やアメリカの中央銀行のような「発行する場所」が一つに決まっている。だからこそ、その銀行の判断で発行量を調整できる。

ビットコインには、その役目をする銀行や会社が存在しない。代わりに、世界中のたくさんのコンピューターが、同じ取引の記録を分担して持ち合っている。この記録のことを「ブロックチェーン」と呼ぶ。

新しい取引が本物かどうかは、一つの管理者が判断するのではなく、この記録を持つ参加者たちが、決まった手順に沿って確認し合う。誰か一人が記録をこっそり書き換えても、他の参加者が持つ記録と食い違うため、その書き換えは通らない。

そして、ビットコインの仕組みそのものに、「全部でこれ以上は発行しない」という上限があらかじめ組み込まれている。管理者がいないから増やせない、のではなく、管理者を置かない代わりに、増やせない上限を仕組みの中に固定している。

眉を寄せるミサキミサキ

じゃあ、上限が決まってるだけで、なんで値段がつくんですか?

真剣な顔の塾長塾長

それは、上限が決まっていて、勝手に書き換えられない記録だと、多くの人が認めて、実際に取引しているからだ。
国の後ろ盾がある円やドルとは、価値の裏付け方が違う

ミサキミサキ

後ろ盾がないのに、みんなが価値があるって認めてるから、価値がある……

ミサキはそこで一度止まり、自分の言葉で続けた。

はっと気づくミサキミサキ

なんか、ふわっとしてますね。
でも、円だって『日本円だから安心』ってみんなが思ってるから使えてるだけ、って考えると、似てるのかも

塾長塾長

そこに気づけたなら、今日はそれで十分だ

塾長は缶コーヒーを振って、なぜか得意げな顔になった。

得意げな塾長塾長

みんなが認めれば、価値がつく。
……おれのギャグも、認めてくれたら価値がつくんだがな

冷めた横目のミサキミサキ

……それは、まだ取引されてないですね

反応を待つ塾長塾長

……

笑いをこらえるミサキミサキ

……今ので、少しだけ値がつきました

ミサキはスマートフォンをしまい、少し考えてから顔を上げた。

ミサキミサキ

じゃあ、この上限が決まってて誰も管理してないビットコインって、実際どこで、どうやって手に入れるんですか?

塾長塾長

それは、次回話そう

次回|第2話

ミサキ、買い方を調べる

次は、秋の夜、自宅にて。ミサキが実際に取引所を調べ始めた場面から、何を確認してから選べばいいのかを、塾長と一緒に確かめます。

第2話を読む →全話の目次を見る →

© 2026 ビットコイン予備校. All rights reserved. キャラクター画像の無断転載・改変・二次利用を禁止します。

注意事項・免責事項
本ページは情報提供のみを目的としております。 ご利用時は各自のご判断にて行って下さいませ。 また掲載している情報には細心の注意を払って掲載をしておりますが、正確性および完全性を保証するものではなく、生じた損失には責任を負えませんのでご理解を願います。 ※また予告なしに、掲載情報が変更になる場合も御座います。

公式LINE|暗号通貨に関する情報を毎週配信

LINEで友達募集中

*LINE ID検索時「@176npczt」

質問・相談なども受付していますので、よろしくお願いいたします。